懇親会に参加するときに知っておきた5つのマナー
内定懇親会や取引先との懇親会など、ビジネスパーソンは何かと懇親会に参加する機会があります。主催者や他の参加者に対して失礼がないように、参加する際のマナーは知っておきましょう。
- 招待のメールは参加の有無をできるだけ早く、明確に伝える
- 自己紹介の内容を考えておく
- ゲームや余興は積極的に楽しみ、交流を行う
- お酒は適量に抑える
- 懇親会後にはお礼メールを送る
招待のメールは参加の有無をできるだけ早く、明確に伝える
幹事から懇親会への招待メールが届いたら、できるだけ早く参加の有無を伝えましょう。出欠の回答期日が明記されていることがほとんどなので、その期日を守りつつ、予定がわかっている場合はなるべく早く参加可否を伝えてください。
幹事は会場や当日の食事、コンテンツなどを準備する必要があるため、曖昧な返答は避けます。先の予定が確定しない場合は「◯日までには改めて参加可否を返答いたします」と添えて、その日までに可否を明確に伝えましょう。
自己紹介の内容を考えておく
自己紹介は第一印象を左右するものです。緊張して端的に終わらせてしまう人は多くいますが、自身に興味を持ってもらうには、ポイントを押さえたオリジナリティのある内容を意識することが大切です。
自己紹介の後の会話のきっかけ作りにもなるので、質問してもらいやすいように余白を作るのもおすすめです。
例えば、内定者の懇親会であれば在学している大学と学部、所属サークルの他に趣味や特技、入社への意気込みなどを話すのが定番です。深掘りしやすいよう、必要以上に情報を開示しないよう意識してみてください。
ゲームや余興は積極的に楽しみ、交流を行う
懇親会ではゲームや余興などのコンテンツが用意されているケースが多くあります。人との繋がりを作る良い機会と捉えて、積極的に楽しみ、より多くの方と交流を行いましょう。
周囲にいる方に話しかけ、軽い挨拶や自己紹介などをします。かしこまる必要はありませんが、自分のことを話しすぎたり、逆に相手を質問攻めにしてしまったりすると悪い印象を与えかねません。自分の話と相手の話をバランス良くできるように、心に余裕をもった状態で交流を楽しみましょう。
お酒は適量に抑える
懇親会は交流や関係性作りを目的に開催されます。積極的に交流することは大切ですが、お酒を飲みすぎて大声を出したり、周囲の方に迷惑をかける言動をしたりと羽目を外してしまうようなことは避けましょう。
例え、そのように羽目を外している参加者がいたとしても同調するのは慎みましょう。距離を取って交流を楽しむのもひとつの選択肢です。節度を持って懇親会に臨んでください。
懇親会後にはお礼メールを送る
懇親会は参加して終わりではありません。幹事や主催者に対して懇親会の開催や準備についてお礼メールを送ることを忘れないようにしてください。
お礼メールを送るタイミングは当日中がベストですが、会の終了が遅い時間だった場合は、翌日の午前中であれば問題ありません。自分の感想を交えつつ、懇親会開催のお礼を簡潔にまとめましょう。長文を書く必要はありません。
また、交流した人との縁を繋ぐためにも、参加者の人に連絡するのもおすすめです。
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