人の目につかない洞窟の我が家に息を潜め隠れていたソニー一族だったが、臭いをかぎつけた犬によりあっけなく発見されてしまった。洞窟に乗り込んだ兵隊は強い吐き気に襲われた。鼻にツンとくるすえた臭いと腐敗物の臭いとが混じり、耐え難い悪臭が充満していたからだ。洞窟の中には乾燥させるため上から吊るされた無数の人肉の下に、煌びやかな宝石や髪留めなどが散乱し、何とも異様な光景が広がっていたという。

 抵抗することなく兵隊に捕獲されたソニー一族は、チェーンで繋がれスコットランドの首都エディンバラに連行された。あまりにも極悪で非道的だとして裁判は行われず即公開死刑が宣告され、男たちは両手両足を少しずつ切断され失血死に処された。そして、女子供たちは男たちが処刑される様子を見るよう強制された後、火あぶりの刑に処された。