初めて新聞に「明太子」の文字が掲載されたとして、12月12日が山口県の前田海産によって明太子の日と制定されていた。というわけで、そんな記念日にあやかりコンビニで簡単に買えるさまざまな商品に明太子をトッピングし、「俺のメンタイ料理」にチャレンジ。今回は、その味をレビューする。さて、ピリリと刺激的な新メニューは爆誕するのか。
メンタイチャレンジ1 だし巻き玉子
まずは居酒屋などでよく見かける、だし巻き玉子と明太子の共演。これはまあ、序章というか通過儀礼的なものとしてやっておこう。もともと切れてあるだし巻き玉子一切れに、適度な量の明太子をほぐして乗せるだけ。
見た目ですでに味の想像がつくこいつを一口でいただくと、うん、やっぱりそうだよね。見事に想像の枠から1ミリもずれない安定した味わい。食べたことのない人のために説明すると、だし巻き玉子のほんのりとした甘さに、ピリリとした明太子がアクセントになり、めちゃおいしいんです。フワフワとした食感の中にプチプチ感も生まれてベストマッチ。さあ、今日のチャレンジでこいつを超えるメニューはあるのか。
メンタイチャレンジ2 ポトトチップス
次は、ポテトサラダと明太子を合わせたタラモサラダなんてものもあるわけだから、こいつもきっといけるはず、と用意したポテトチップ。さっぱりしたうす塩味の渋い奴だ。こいつも一枚に少量の明太子を乗せていただきます。
うーむ、明太子のボロ勝ち。ポテトチップスの塩味やじゃがいもの風味は全て消え去り、ぼりぼりとした食感が混じった明太子という、ちょっと嫌な食べ物になってしまった。そこで、明太子の容器の下にたまっているタレにはしだけつけて食べて見ると、あれー、これイケてるやん。なかなかの辛さだけど、はぐれ明太子もちょっぴり付いていておいしさ倍増。たくさん食べると喉が渇きそうだけど、この容器の底ダレトッピングはなかなかグッドだった。