同じ個体が釣れる
日が傾いて川が日陰になってくると少し魚の反応が良くなってきた。漁協のおじさんがやってきたところで大型がヒット。しばらくやり取りをして上がってきた魚はお昼前に釣り上げた67cmとそっくり。ランディングしてみるとまったく同じ魚だとわかった。こんなことは珍しい。
フェザージグで探れる近場は探りつくしたため、少し遠くのポイントを狙ってみる。するとシルバークリークシャッド4SPをフルキャストして、巻き始めでアタリが出るポイントを見つけた。しばらく粘って中型をキャッチ。「さあこれからだ」と思ったが、これが最後の魚になってしまった。
中型サイズを釣って納竿(提供:TSURINEWSライター・杉本敏隆)
最終釣果
結局合計釣果は9匹、うち5匹(4匹?)が大型と天竜らしい釣果となって満足。放流直後でなくても工夫すれば釣れないことはない。放流日や放流日翌日の混雑を避けて平日釣行もいいものだ。
天竜川ルアーフライ専用区で有効なルアーは、スプーンなら2~5g程度のもの。管理釣り場用の物が優秀だ。放流から時間が経っている場合は地味目のカラーも用意しておくといい。プラグは水深1~1.5mをゆっくりと探れるものがいい。スローリトリーブでもしっかり泳ぐミノー、シャッド、クランクベイトが使える。
フェザージグは市販でいい物がなかなかないし、風が弱まった時間帯しか使えないが、たまにいい仕事をしてくれるので、可能ならば用意しておこう。フックは大物を想定して強度のあるものに交換しておいた方が無難だ。
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<杉本敏隆/TSURINEWSライター>