静岡県浜松市の天竜川ルアーフライ専用区が11月1日に解禁した。解禁日の釣行では中型ばかりを10匹キャッチできただけで、大型はばらしてばかりだった。天竜川では60cmオーバーの大型も珍しくはない。さて今回は大型キャッチとなるか。
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(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・杉本敏隆)
天竜川ルアーフライ専用区へ釣行
釣行日は11月15日。現地には8時前に到着した。天気は曇りでやや肌寒い。川を見下ろすと既に何人かの釣り人の姿が見える。早速ウェーダーを履いて川へと下りていく。
今回選んだポイントはルアーフライ専用区の上流部にあるC&R区間。詳しくは天竜川漁協のウェブサイトで確認ができる。フックはバーブレスがルールだ。
平日といえども人気の釣り場なので先行者はたいていいる。ただ休日のように暗いうちに到着しないと入る場所がないなんてことはない。まずは空いている場所に陣取り釣りの準備をする。冷たい風が山から吹き下ろしてくるが、天気予報通りなら昼には風はおさまるはずだ。
当日のタックル
当日の私のタックルは、1本がシマノ・トラウトワンSP70Lにリールはシマノ・ヴァンフォード2500S、ラインはPE0.3号にリーダーはフロロの1.5号。もう1本はテンリュウ・レイズオルタRZA61-TにリールはヴァンフォードC2000SHG、ラインはPE0.2号にリーダーはフロロの1号。この2本を使用するルアーによって使い分けていく。
大型ニジマスを手中
釣り始めると、しばらくはアタリもなく静かなときが流れていく。周りのルアーマン、フライマンにもアタリはないようだ。ライズもほとんどなく、魚の活性は高くないのかもしれない。25cmくらいの小型を1匹ばらした後は反応がない。
ルアーをとっかえひっかえしながら釣っていると、マイティペッパー35SPに40cmほどの中型がチェイス!「これは釣れるぞ」とがんばっていると、かけあがりのところでドンと重いアタリ!フッキングはばっちり。
先ほどチェイスしてきた中型ではなく、大型のニジマスだ。ラインを切られない範囲で魚にプレッシャーをかけ続ける。PE0.2号にリーダーは1号なので無理はできない。しばらくがんばって無事ネットイン。サイズは62cm。天竜川まで来た甲斐があった。