伊自良湖・ラブレイク

伊自良湖は、岐阜県山県市の北西に位置する人造湖。春は桜、夏は涼、秋は紅葉、冬はワカサギ釣りと四季を通して楽しめる。伊自良湖のワカサギ釣りは、基本はボートからの釣りがメイン。湖には要所にロープが張ってあり、このロープにボートを固定して釣りするのが伊自良湖スタイル。アンカーを下ろさなくて良いので楽ちんだ。

タックルはハリは1.5~2号がメインで、オモリは重めを使用する。オモリが軽いと良型ワカサギが食い上げたときに、仕掛けがオマツリしやすくなる。また電動の二刀流だと、なおさらトラブルが起こる。

伊自良湖のワカサギの群れは足が速い印象がある。魚探に移ってもすぐにどこかへ行ってしまうのだ。群れを追いかける「追っかけ釣り」もあるが、高性能の魚探が必要なので基本は群れの通り道で「待ち伏せ釣り」の方が釣果は上がる。

エサはアカムシとベニサシを購入できる。釣れるポイントは、釣行の際にラブレイクでしっかり確認しよう。また時合いもしっかり確認しよう。

伊自良湖は山沿いのため、真冬になると道路は凍結の恐れがあるので、冬用タイヤの装着は忘れずに。防寒対策も必須でカセットコンロが燃料の簡易のガスストーブがあれば心強い。伊自良湖は上流に民家が少ないので水質は良く、ワカサギも美味だ。

また伊自良湖を管理しているラブレイクは、おしゃれなカフェ風になっており食事も楽しめる。お勧めはピンクラーメン(800円税込み)。魚介系のスープがベースで、今までにない味のラーメンだ。またワカサギのフライ(600円税込み)あるのがうれしい。ラブレイクは恋人の聖地に認定された場所でもあるので、釣り好きなカップルにはピッタリの釣り場だ。

▼この釣り場について
伊自良湖・ラブレイク
釣り券:日釣大人800円、子供400円、65歳以上、障害者500円シーズン券大人4000円、子供2000円。
レンタルボート平日1000円、土日祭日2000円、土日祭日は要予約。

ワカサギの磯辺風フライ

小さい魚なので、きめの細かいパン粉を使うことで相性が良くなる。青さのりをブレンドすれば、いつもと違うワカサギフライの完成だ。

材料

・ワカサギ 数匹
・きめの細かいパン粉 適量
・青さのり 適量
・卵 適量
・塩コショウ 少量
・小麦粉 適量

(1)ワカサギは、塩で軽く塩もみして汚れを落とし、キッチンペーパーで水気を取り塩コショウを振っておく。においが気なる場合は、何度も塩もみしてもいい。

(2)パン粉はきめ細かいものを使用するのがポイント。パン粉と青さのりを半々の割合で混ぜる。

(3)小麦粉→卵→パン粉の順番でワカサギに衣を付ける。

(4)170~175℃の油で揚げて完成。

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<週刊つりニュース中部版 松森渉/TSURINEWS編>

この記事は『週刊つりニュース中部版』2023年12月8日号に掲載された記事を再編集したものになります。