今後もまだしばらくは使われそうなハンヴィー

(画像=Steve©stock.adobe.com,『MOBY』より 引用)
ただ、軍隊もお役所、予算で動くものですから、L-ATVがいかに頼もしくとも高価であればハンヴィー全てを置き換えるには至らず、むしろ「ここはハンヴィーでもいいやと思われる地域」や同盟国などにハンヴィーが回され、今後もしばらくは使われそうです。
他にも余剰装備となって民間に払い下げられたり、同盟国に供与したつもりがゲリラに奪われ、敵の装備になるハンヴィーも多く、軍民、敵味方を問わず、世界中でハンヴィーは見られることでしょう。
他にも中国製のコピー(東風EQ2050)や、日本の高機動車を含む類似品があり、メーカーのAMゼネラル車も、排ガス規制の関係で民生版のハマーH1を売れなくなって廃止したGMをヨソに、独自の民生版ハンヴィーCを売り込もうともしています。
おそらくアメリカ軍で新規調達されなくなっても、「ハンヴィーみたいなクルマ、元はハンヴィーだったクルマ」が、何十年たってもどこかで動いているのではないでしょうか。
いかに日本のランドクルーザーがタフなSUVとして世界中で支持されているといっても、「本物の軍用車両」の質実剛健な堅牢さや迫力には、かないそうもありません。
※この記事内で使用している画像の著作者情報は、公開日時点のものです。
文・MOBY編集部/提供元・MOBY
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