PayPayの本人確認の安全性について

PayPayアプリから本人確認を行う場合、不正利用やなりすましなどの危険性はないのでしょうか。PayPayの本人確認の安全性について解説します。

PayPayの本人確認システム「eKYC」の安全性

PayPayでは本人確認システム「eKYC」を利用し、顔認証と身分証明書による本人確認を行っています。

【2023】PayPayの本人確認は危険?必要性と安全性、確認手順と必要書類一覧
(Image:paypay.ne.jp) スマホ決済を銀行の口座と紐づける危険性が指摘されるようになったのは、2020年9月に起きたドコモ口座と紐づけた銀行口座の残高が不正利用された「ドコモ口座事件」を契機としています。不正利用後、各社からスマホ決済と銀行口座の紐づけを一時的に中断する動きが見られました。しかし、2021年2月から、PayPayやd払いなどがなりすましを防ぐ「eKYC」を用いて安全な本人確認を行い、銀行口座の紐付けを再開。これにより、スマホだけで本人確認が短時間かつ安全に可能となりました(画像=『オトナライフ』より 引用)

PayPayの「eKYC」による本人確認では、マイナンバーカードや運転免許証に内蔵されたICチップを利用する方法や、身分証明書の厚みを確認するため傾けて撮影する方法が取られ、「本人であること」をスマホのみで確実に認証できるようになっています。eKYCによる認証ができない場合は人確認が完了できず、安全性が高い認証方法と言えます。

PayPayには不正利用に対する補償制度もある

PayPayでは、不正利用の被害にあった場合に全額補償される制度が設けられています。ただし、補償にあたっては、損害発生日から60日以内に申請することや、警察へ被害届を出すことなどの諸条件があります。

参考元:PayPay公式サイト「補償申請について」