ベイトでジグを決めるのもあり
魚探を見せて頂き、反応がイワシ団子の様な反応が出ていたため、ジグを今まで、セミロングやロングに変えたりとしていましたが、ここでTGベイト180gの登場です。大きさは、大きいカタクチイワシぐらいでしょうか……。
サイズが小さく尚且つ重くし、早く沈め、フォールでのリアクションバイトやマッチ・ザ・ベイトなどを狙う作戦です。より小魚やイワシに近い大きさで、その様な魚を捕食している魚に、適したジグと言われています。
TGはご存知の方も多いと思いますが、ここで少し豆知識を(笑)。タングステンはスウェーデン語で「重い石」と言われており、鉛よりも重く1.7倍。鉄の2.5倍の重量があるといわれています。その為、ジグを作る際も鉛や鉄と同じ100gでは全く違うサイズがつくれます。ディープ(深場)に小さい重めのジグが使えるようになり、色々なシチュエーションにも対応でき、狙える魚も小型魚~大型魚まで色々な魚たちが釣れるようになったのです。
フクラギが爆釣
後半になり、船長が「良い反応だからやってみてください」との事で、ジグは変えずTGベイト180gピンクシルバーで開始。着底→ゆっくり目のワンピッチ→止め(1.2秒)でやってみると、10m上でヒットです。魚探には10m~60mびっしりと反応が出ています。
もしかしたら、下のほうでブリいるかもしれない!と思い集中的に下の方を狙い、1時間位、粘りますが……ダメです。ここは切り替えて、フクラギを楽しむことにします。フクラギも食味が好きな方が結構いらっしゃいます。釣り方は、上のやり方でバンバン釣れます(笑)。
「残り時間20分だよ~頑張って」と船長。釣れたフクラギは、早々にお土産用と自分たち様に数匹確保し、後はリリースしていた時、船長がリリースするなら欲しいとの事なので、今度は船長様に確保します。
たった20分で20匹近く、全部で相当な数を(リリース含む)釣り上げお祭り状態です。今度は、船長分の魚の血抜き。船長も手伝ってくださり、船長が「釣り上げるのが早すぎて、アイコス吸えないよ(笑)」と軽く怒られながらも、順調に最後まで釣らせて頂き、楽しめたのです。
時間が遅いのにも関わらず、親切丁寧な対応。最後には気まで使っていただき、感謝の一言です。また、ぜひ乗らせて頂きますと約束をし、帰宅したのです。