青物ジギングのタックル

ジグは150~300gまでをチョイスです。自分は主にお気に入りと、オールマイティー型のジグ、例えばTGベイトとかを数個忍ばせておきます。あまり持っていくと、重たすぎるため自分は欲張るのをやめました(笑)。

富山湾の青物ジギング釣行でサゴシにフクラギ【第二美丸】ブリサイズはお預けジギングタックル(作図:TSURINEWSライター荒木清)

活性が高い時は、よほど変なジグで無ければ、何でもアタックしてきます。それを取れるかが!アングラーさんの腕の見せ所だと思います。活性の低い時やバットコンディションなどは、アクションやジグ選択は必要かも!?知れないです。

富山湾の青物ジギング釣行でサゴシにフクラギ【第二美丸】ブリサイズはお預け当日使用したジグ(提供:TSURINEWSライター荒木清)

 

 

「生地中橋」を通り富山湾へ

黒部港から出船する事、数分で生地中橋(いくじなかばし)に。この橋は、世界でも珍しい橋らしく、観光スポットなどにもなるほど。朝は開いてなかったため、船の帆を下げ通ります。

富山湾の青物ジギング釣行でサゴシにフクラギ【第二美丸】ブリサイズはお預け橋が閉じている状態(提供:TSURINEWSライター荒木清)

すごかったのは帰りですね、船が近づくと……なんと!自動的に開き、通り過ぎると、閉まるという凄い橋。上の道路には線路らしきものがあり、車を止めている様子です。見ていて、子供に帰ったような感覚を味わえます。

富山湾の青物ジギング釣行でサゴシにフクラギ【第二美丸】ブリサイズはお預け橋が開き始めた状態(提供:TSURINEWSライター荒木清)

黒部沖でサゴシから顔出し

ポイントに着いて一投目。ジグを落とし→着底→スロー系のアプローチをして、5m上げたところで糸に変化が!そのままアクションを続けていると、ゴンッと竿が叩かれたと同時にギュンッとロッドが絞り込まれます。巻き始めると軽い……なんだろ!?と上げてくると細長いギラギラした魚体です。

富山湾の青物ジギング釣行でサゴシにフクラギ【第二美丸】ブリサイズはお預けまずはサゴシキャッチ(提供:TSURINEWSライター荒木清)

サワラも美味しいですが、サゴシも負けてはいない美味しさがあります。脂の乗りは違いますが、自分は炙りか塩焼きが好きなので、血抜きをして氷の効いた、海水で持ち帰ります。

反応が出るが口を使わない

しかし……。後が続きません……船長も「この反応で食わんか!?」と自分に話しかけます。自分が「下手なのか、魚が食わないのか分かりません」と話すと苦笑い。他の方もヒットはしていません……。

船長も色んな場所でいい反応があれば船を止め、やらせていただきますが、ものの見事に粉砕です。たまに自分やお客さんにサバが数匹ヒットするぐらいです。ジグもブルテリアジグからシャクリ感が軽い、BEAT・KAIのゼブラグローをチョイス。フォールで見せるジグの中でも、このジグは好きで自分は愛用しています。

60m辺りを流した時です。中層辺りで竿がグッと抑え込まれ、引きは全然ありません(笑)。何々?と船長とZさん三人で、興味津々です。自分「白い……丸い……です」あっ!フグだ……。ダメ!移動します……と船長。上がってきたのは、サバフグです。船はそこからしばらく走り、入善沖辺りでストップ。水深は40~70mまで幅広く探っていく様です。