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ランクルプラドの後釜にどうですか?トヨタ 4ランナー
7人乗りSUV。三菱 パジェロスポーツ
ランクルプラドの後釜にどうですか?トヨタ 4ランナー

トヨタ 4ランナー(4Runner)は、40代以上の方には馴染みの深い4代目ハイラックスサーフのフルモデルチェンジ版。現行モデルは2009年に発表され、現在まで販売が続いているロングセラーです。
ボディサイズ(Limited)は全長4,844mm×全福1,925mm×全高1,816mm。
エンジンはVVTi搭載の4.0L DOHC(1GRFE型)で最高出力198kW(270ps)、最大トルクは377Nmを発生。駆動方式は、2WDとパートタイムまたはフルタイムの4WDが選べます。
ななかでも日本でも受けそうなグレードは、TRD専用パーツが装着されたTRDシリーズ。「TRD Sports」「TRD Pro」「TRD Off-Road」「TRD Off-Road Premium」の4グレードが用意されています。
もっともベーシックな「TRD Sports」に対し、「TRD Pro」は17インチTRDホイールとNittoのオールトレインタイヤ「Terra Grapper」を履き、サスペンションはTRDチューニングされたFOXダンパーを装着。外装は専用アンダーカバーやブラックグリルなどで、ドレスアップされます。
そのうえの「TRD Off-Road」は、リアにデフロックが追加される本気な仕様です。
残念なことに現在は北米専用モデルとなった4ランナーですが、現在ピックアップトラックのハイラックスが堅調な販売を記録していること、ランドクルーザープラドがランクル250に格上げされてこれまでのプラドユーザーが取り残されることを考えると、日本でもある程度の販売が見込めそう。
とくにランクルに搭載されている3.3Lディーゼルツインターボエンジンエンジンが搭載されたりしたら、すごく人気が出そうです。



7人乗りSUV。三菱 パジェロスポーツ

三菱 パジェロスポーツ(PAJEROSPORTS)は、東南アジアを中心に欧州、中東、アフリカ、中南米、ロシアなどで販売されるグローバルモデルです。
三菱の4WDを一躍有名にしたパジェロとは別物で、日本ではかつて「チャレンジャー」名で販売されていました。
現行型パジェロスポーツのデビューは2015年とロングライフなモデルですが、2019年にフェィスリフトを受けていて三菱のアイデンティであるダイナミックシールド顔になっています。
ボディサイズは、全長4,825mm×全幅1,815mm×全高1,805mmで、定員は5人乗りと7人乗りがあり、オーストラリアやニュージーランドにも輸出されているので、右ハンドルモデルも準備されています。
エンジンは2.4Lのディーゼルターボで最高出力133kW(180PS)、最大トルク430Nmを発生します。
4WDシステムには、2Hと4Hを切り替えることが可能な「スーパーセレクト4WD Ⅱ」を搭載。デフロックもあり悪路での走りも安定しています。さらに、レーンキープアシストや、後退時車両検知システム、ACCなども搭載しています。
インパネなどは少し前の車の雰囲気で、スピードメーターなどもシンプルなアナログタイプではありますが、マツダ CX-8のように7人がしっかりと乗れるSUVには一定の需要がありますから、パジェロスポーツにも需要があると思われます。