日本のメーカーが作っているのに、さまざまな理由から日本国内で販売されないモデルは少なくありません。
そのなかから、販売されたら日本でも一定の人気を獲得できそうなSUVを5台ピックアップしました。
これを見た読者の皆さまから要望の声が高まれば、ランクル70のように限定で販売されることがあるかもしれませんよ。
目次
ジュークの後継?日産 マグナイト
日本の道路もベストマッチ。スバル アセント
ジュークの後継?日産 マグナイト

日産 マグナイト(MAGNITE)は、2020年にBセグメントのSUVとしてインドでデビューしました。現在は、15以上の国で販売されていますが、残念ながら日本販売の予定はありません。
マグナイトというネーミングは「Magnetic(魅力のある)」と「Ignite(感情を喚起する)」を合わせた造語で、インドをはじめとした成長地域における日産の新時代への思いが込められています。
ボディサイズは、全長3,994mm×全幅1,758mm×全高1,572mm、ホイールベース2,500mmというもので、全長はダイハツ ロッキー/トヨタ ライズと同じなど日本でも使いやすい大きさです。
エンジンは、1.0L 直列3気筒の自然吸気(NA)とターボを用意。
エンジンスペックは、NAが最高出力53kW(72PS)と最大トルク96Nm、ターボは最高出力74kW(100PS)と最大トルク160Nmをそれぞれ発生します。
トランスミッションは、X-TORONIC CVTと5速MT。さらに一部地域ではAMTと呼ばれるEZ-Shift が用意されています。
駆動方式はFFのみですが、205mmの最低地上高にくわえ、ヒルスタートアシストや前後バンパー下に装着されたスキッドプレート、アラウンドビューモニターなどによって悪路での安心感を高めています。
ラゲッジ容量は366LとコンパクトSUVでは遜色ないサイズ。KIXの弟分として販売したら売れそうです。
KIXもタイ生産ですしインド生産のMAGNITEも、熱い声が届いたら日本での発売が叶うかもしれませんね。




日本の道路もベストマッチ。スバル アセント

2018年デビューのスバル アセント(ASCENT)は、北米におけるスバルのフラッグシップモデルです。2022年にマイナーチェンジを受けてシャープな顔つきに変わりました。
全長4,999mm×全幅1,930mm×全高1,819mmのボディサイズは、トヨタ ランドクルーザー200とほぼ同じ。
パワートレーンには、日本でもお馴染みのFA24型2.4L水平対向4気筒ターボエンジンに、スバル独自の4輪駆動システムのシンメトリカルAWDが組み合わされます。
室内のシートは3列で、2列目シートがキャプテンシートの7人乗りと、ベンチシートの8人乗りがあります。
グレードは下から「Base」「Premiun」「Onyx Edition」「Limited」「Onyx Edition Limited」「Touring」の6タイプが用意されます。
アイサイトはもちろん、11.6インチモニターや、ハーマンカードンのプレミアムオーディオ(上位グレードのみ)など装備も充実。
ランクルとほぼ同じサイズなので、ハイブリッドモデルが発売されれば日本でも無理なく受け入れられそうな雰囲気です。





