もはや毎年恒例となっている伝説のすた丼屋の「豪快!オールスターツリーすた丼」。総重量1.2キロ、高さ約25センチと、2023年もクリぼっちを寂しくさせない凄いボリュームです。
12月25日までの期間限定メニューで、価格は税込1990円。今年もクリぼっちが確定している記者が、一足先に伝説のすた丼屋でリア充してきました。
2023年で7年目となる伝説のすた丼屋のツリーすた丼シリーズ。牛・豚・鶏の3種類の肉が味わえる他、今回は夏に販売した「牛バラローストビーフ」とニンニクがきいた「すたみなメンチカツ」も加わっているとのこと。これはクリスマスを共に過ごす相手として申し分ない丼だ!
脳内で「ジングルベル」をパワープレーしながらお店に到着。券売機で「豪快!オールスターツリーすた丼」の食券を購入して店員さんに渡すと、はやる気持ちを抑えながら静かにその時を待ちました。
しばらくすると、ついに運ばれてきました!テーブルにそびえ立つ美しくて美味しそうな肉のクリスマスツリーに一瞬、目を奪われます。横には生卵と味噌汁も添えられていました。
丼には、「すたみな唐揚げ」や「牛バラローストビーフ」の上に青ネギがたくさん盛られていて、頂上には星も。さらに雪に見立てて「スパイシーニンニク」を振りかけるという良い意味で頭がおかしい演出、嫌いじゃない。むしろ大好きだ!
「食べるのが、もったいない!」「でも、食べたい!」。相反する感情が頭の中でぶつかり合っているのが分かります。脳内での戦いが終わらないので、とりあえず食べやすいように肉のクリスマスツリーを解体。
「牛バラローストビーフ」や「すたみなメンチカツ」を取ると、中から大量に盛られたキムチが姿を現します。そしてキムチの下には、並盛の約1.5倍の量が盛られた「すたみな焼き」!丼には茶碗約3杯分のご飯が盛られていますが、足りない予感……。バランスを考えて食べる必要がありそうです。
脳内での戦いは「食べる側」が勝利して終結。それでは遠慮なく、いただきます!まずは「すたみな焼き」からパクリ!秘伝のニンニク醤油ダレが豚肉にしみ込んでいて、嚙めば嚙むほど、豚肉の旨味が口いっぱいにひろがります。これぞ「すた丼」!安定の味です。
続いて「すたみな唐揚げ」にかぶりつきます。表面は絶妙のサクサク感で、中は柔らかくてジューシー。すた丼の唐揚げは「記者の個人的な唐揚げランキングの中で」ではあるものの、最上位にランクインするほど好きです。ニンニクの風味もきいていて、ご飯にあう!
■ 後半は卵かけご飯にしてスタート!
我慢していたつもりでしたが、「すたみな焼き」と「すたみな唐揚げ」だけで半分ほどのご飯を消費してしまいました。ここで添えられていた生卵を投入。本来なら「すたみな焼き」の上に落とすのが正解かもしれませんが、後半のおかずたちのためにあえて温存しておきました。
卵かけご飯の上に「牛バラローストビーフ」や「キムチ」、「青ネギ」を盛り付け。「すたみなメンチカツ」は盛り付ける隙間がなかったので、あきらめました。さぁ!後半戦スタート!
牛バラローストビーフで卵かけご飯を巻いてガブリ!これはヤバい……!コクと甘みが特徴の「黒すた丼のタレ」がかかった牛バラローストビーフを卵がまろやかに包み込んでいて、相性バツグン!卵を温存した自分を褒めてあげたくなります。
間にキムチを挟みつつ、幸せな時間を噛みしめます。「すたみなメンチカツ」も肉が詰まっていて、ご飯を運ぶ手が止まりません。後半戦だというのに、ノンストップで料理が胃袋に入っていきます。
心も胃袋も大満足で完食!ごちそうさまでした!「豪快!オールスターツリーすた丼」はクリスマスにピッタリの相手でした。夢の時間をありがとう!ちなみに、このメニューは1日29食限定。12月24日・25日は限定なしとなっています。
(取材・撮影:佐藤圭亮)
提供元・おたくま経済新聞
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