目次
電話営業のコツ マナー編
電話営業を続けるためのマインド

電話営業のコツ マナー編

営業目的の電話をかけるコツ。電話営業を成功させるポイント4点解説
(画像=『キャリアゲ』より引用)

営業時に守るべきマナーは、訪問営業だけでなく、電話営業でも存在します。特にこれから紹介する三つのポイントは、電話営業時に最低限意識するようにしましょう。

相手に合わせた時間帯に電話をかける

電話をかけるときは時間帯や曜日に注意し、相手が迷惑にならないタイミングに合わせることが大切です。

ターゲットによって適した時間帯はさまざまですが、会社員の場合は『始業から30分程度』『昼休憩(12~13時)』『終業時刻の1時間前』辺りが、常識的なタイミングだとされています。

主婦がターゲットになっている場合、朝昼夜の食事時は避けるようにし、14~17時あたりにかけるのが良いでしょう。

ターゲットの年齢層によっても、適した時間帯が細かく変わる可能性があるので、可能な限り調べておくことをおすすめします。

丁寧な言葉遣いを心掛ける

営業形態が電話であれ対面であれ、営業職は『企業の顔』です。言葉遣いによって相手に不快感を与えてしまうと、信頼が落ちてしまいます。

また現在は、SNSで誰もが自由に発言できる時代です。ネガティブな書き込みをされる危険性もあるため、言葉遣いには気を付けておいた方が良いでしょう。

『自分の時間を割いてまで、話を聞いてもらっている』という気持ちで、敬意を持って接することができれば、相手にもそれが伝わり、契約やアポイントを取りやすくなるはずです。

断られても丁寧に対応する

営業の電話は1度断られたとしても、2度、3度と再度提案できるチャンスがあります。そのため断られたとしても、その場の対応は丁寧に行うようにしましょう。

落ち込んだり、やる気が無くなったりした様子が相手に伝わってしまうと、改めて営業の電話をかけたときに、取り合ってもらえなくなる可能性が高まります。

断られたときは、次のチャンスにつなげることを意識し、言葉遣いや声のトーンが変化しないように丁寧に対応することが大切です。

電話営業を続けるためのマインド

営業目的の電話をかけるコツ。電話営業を成功させるポイント4点解説
(画像=『キャリアゲ』より引用)

電話営業を長く続けるにはコツを身につけるだけでなく、どのような心持ちで仕事をするかも大切です。ここからは、電話営業を長く続けるためのマインドとして、以下の3点を紹介します。

モチベーションの保ち方

電話営業で断られることが続くと、自分の価値を否定されたような気分になってしまうこともあるでしょう。気持ちが落ち込んでくるだけでなく、仕事に対してのモチベーションも下がってきてしまいます。

電話営業は声色や話し方一つで、第一印象が大きく変わってしまうものです。落ち込んだ状態で電話営業を続けると、相手に不快感を抱かせてしまうかもしれません。

そういったときのために、自分なりのリフレッシュ方法を見つけたり、仕事の中で小さな目標を設定したりして、モチベーションを保つことも大切です。

たとえば、『今日は30件以上電話をかける』『早めに退勤できたら好きなものを食べに行く』など、小さな成功体験やご褒美を自分でつくってみることをおすすめします。

反省点を見つける

電話営業は結果が見えやすいので、失敗したことがわかりやすい職種といえます。振り返りをしっかりして、失敗を繰り返さないようにすることが大切です。

電話を切ってからすぐに内容を振り返り、反省点をメモするようにしましょう。もし可能であれば、自分側の発言のみをレコーダーや録音ソフトを使用して、録音しておくのもおすすめです。

録音データを聞き返すことで、声のトーンや話し口調の問題点にも気付けるほか、質問の仕方やセールストークの内容など、これまで気付くことのできなかった反省点も見つかるでしょう。

悩みすぎないことも大事

断られた理由を考えたり、反省点を探すことも大切ですが、考えすぎるあまり自分を責めてしまっては、かえって落ち込む原因をつくることになるでしょう。

電話営業を断る人のほとんどは、『商品に魅力を感じない』『興味がない』など、あなた以外の部分に要因を抱えています。

そのため、必要以上に自分を責め、仕事へのモチベーションを下げてしまうのはもったいないことです。

まずは『そもそも反省点があったのかどうか』を探り、そこから振り返りや分析を行うようにすれば、モチベーションの低下を防ぐことができるでしょう。