DDタープでできる張り方3
大型の正方形だからできる張り方
ポール一本か木を使うだけでできる張り方にダイヤモンド(張り)があります。ダイヤモンドとはレクタタープと呼ばれる正方形のタープだからこそできるタープの張り方で、最大の特徴は設営が簡単なことにあります。
風があまり無い日はペグダウンするのはわずか4箇所だけになるので大変楽です。逆に風があるときなど、タープをしっかりと押さえておきたい場合でもたくさんペグダウンをすることができるので風向きに注意していれば大丈夫です。
ダイヤモンドの設営方法

まずタープを斜めにして9番にポールと張り綱を使って立てます。ポールを1本しか使わないので倒れないようにペグダウンします。次に角の部分になる5と13を直接地面とペグダウンして固定し、一番奥の角である1をタープの内側に折り込んでから2と16をペグダウンして完成です。
応用と注意点
風がある時は飛ばされないように3、4、15,16も直接ペグダウンすることでしっかりとタープを押さえれます。ただしポールがある正面(9)から風を受けてしまうと風を逃がすようになっていないので風向きに常に注意しましょう。
DDタープでできる張り方4
フルクローズできる張り方

後述するステルス張りのようにDDタープはタープだけでシェルターのようにフルクローズできる張り方があります。プライバシーを確保しつつ、雨風に備えることができる便利な張り方にで、ステルス張りと同じ様に少し複雑になってくるのですが、比較的簡単にできる張り方で、幕体を内側に折り込むのでグランドシートのように使えて居住性も悪くはありません。
また全シングルウォールテントのフライシートとしても使用することができます。
張り方

9、13、15をペグダウンしてから3のループを13の上に来るようにして設営します。こうすることで5~9、13~1が壁のようになりフルクローズできる張り方になります。
フルクローズと言っても簡易的でこのままだと風でめくれたりするのでカラビナを付けたりしてループ同士を止めることで工夫をするとよりクローズした形になります。囲むようになるので風に他の設営の仕方より強く、雨でもグランドシートを使わないので済むのでおすすめです。