九州・沖縄地区にてO型の血液が不足する恐れがあるとして、日本赤十字社・九州ブロック血液センターが11月20日より、献血への協力を強く呼びかけている。

 O型の人には献血に協力してくれるよう、そして周囲にO型の人がいる場合には献血への協力を呼びかけるよう求めている。

 通常割合は、A型40%、O型30%、B型20%、AB型10%となっているが、O型の供給割合が10月から急激に増え、献血による確保が追いつかない状況だという。この状況が続くと「輸血医療に支障をきたす恐れ」があるとしている。

九州・沖縄で「O型の血液が不足」する恐れ 赤十字血液センターがSOS「O型の献血者がもっと必要です」
(画像=『おたくま経済新聞』より引用)

 O型の供給量が増えている背景には、「血液型の分からない患者に対し大量出血等の一刻を争う場合」に、O型の血液を輸血することもあるからだという。

 全血献血ができる年齢は、200mLが男女とも16歳~69歳、400mLが男性17歳~69歳、女性18歳~69歳まで。加えて献血できる条件には、体重、血液の状態などがあるものの、献血前診断にて全てその場で問診・検査が行われた上で「献血できるか・できないか」が判断される。

<参考・引用>

九州ブロック血液センター・2023年11月20日発表プレスリリース

九州ブロック血液センター「O型の皆さまの協力が必要です!」

日本赤十字社「献血の基準」

提供元・おたくま経済新聞

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