日本の食文化を直撃!味噌蔵を見学(石井味噌)
木曽で日本の伝統工芸を見学したので、最初から予定に入っていなかった味噌蔵見学の希望が当日参加者から伝えられました。しかも味噌蔵指定で。
閉店間際にアポなし(直前に電話を入れましたが)で滑り込んで、快く見学をさせていただきました。しかも味噌蔵見学担当の方が English speakingなんですよ!
創業慶応4年のこだわりの味噌蔵
石井味噌は、信州産国産大豆とアルプス山系の湧水を使用し原料にこだわる醸造所です。
こちらでは、杉を使った木桶醸造で、添加物や加熱処理を一切しない製法にもこだわっています
1年目の状態はこれ、2年目でこれ、3年目でこれだけ変わるのですよ・・・。
こういった内容を写真や図のパネルを駆使しながら英語で案内してくれるのです。視察者の皆さんもガイドのヘルプなしで理解をしていたようです。
味噌蔵見学と予約が取りづらい味噌蔵ランチ
味噌蔵の見学は売店で訪ねてください。団体等の予約などで混雑時以外は対応が可能とのことです。
そして、以前は団体ツアーでしか受け入れてなかった味噌蔵ランチが現在では個人でも受け入れてくださっています。味噌餃子や信州ポークを使ったセットメニューや味噌を合わせたピッツァやおにぎりなど単品メニューなどがありますが、かなりの人気で事前の予約必至です。しかもかなり予約が入り難いようです。
外国人は日本の食文化が好き
ヨーロッパの食文化に欠かせないものの1つにチーズがあります。チーズは発酵食品です。
一方、味噌も発酵食品で、日本独自の進歩を遂げた食文化です。
味噌蔵見学の後に蔵出しの三年味噌を使った味噌汁を試飲させていただきました。
外国人は味噌は嫌いかと思いきや、皆さん興味津々で召し上がっていました。
次に味噌汁の名脇役と言えば出汁です。ヨーロッパには出汁を取る食文化がないので興味深く味噌や出汁の説明に耳を傾けていました。日本ならではの食文化を再確認です。
石井味噌の基本情報
- 住所:長野県松本市埋橋1-8-1
- TEL:0263-32-0534
- 売店営業時間:9:00~17:00
最後に
いかがでしたでしょうか
外国人が日本に来る楽しみは、日本食、日本ならではの風景、そして伝統や文化だそうです。
同じ観光地で、同じ城で、同じ宿場町の街並みで、私たち日本人が旅行する時の観光ガイドと外国人旅行者に対するガイドは全く違った世界を見ているようでした。
実はこんなことも知らなかったんだという経験もできました。
皆さんが旅に出て外国人を見かけた時に、彼らの目線の先には何があるのだろうという視点を持つことで新たな発見があるかもしれません。
次の旅行はそんな視点で出かけるのもいいかもしれませんね。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
文・写真・えいた/提供元・たびこふれ
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