オンラインで寄せ書きをするときのツールの選び方3つのポイント

最近はオンラインで寄せ書きができるサービス、特別なスキルがなくてもきれいなデザインが作れるツールが増えました。どんなサービス・ツールがいいのか、オンライン寄せ書きツールを選ぶ3つのポイントを紹介します。

ポイント1.寄せ書きができる人数で選ぶ

オンライン寄せ書きができるツール・サービスはそれぞれ、どんな寄せ書きを作れるのかが異なります。オンラインで作った寄せ書きを1枚の色紙や冊子に印刷できるもの、PDF画像としてダウンロードできるもの、専用のWebページを作れるものなどさまざまです。

色紙に印刷したり、PDF画像としてダウンロードしたりするタイプでは、メッセージを書けるスペースが限られます。寄せ書きができる人数は多くて数十人、メッセージの文字数も数十~百数文字でしょう。

一方、冊子として製本したり専用のWebページを作れるタイプなら、メッセージを書ける人数も文字数も多いです。大人数で寄せ書きをしたい、伝えたいことがたくさんあるという場合は、このタイプがおすすめです。

まずは、寄せ書きをする大体の人数を把握し、対応しているのかを確認するようにしてください。

ポイント2.印刷や製本に対応しているのかで選ぶ

オンライン寄せ書きツール・サービスには、印刷・郵送ができるものと、そうではないものがあります。物理的な形がある寄せ書きを作りたい、きれいな冊子にして送りたいなら、印刷・郵送に対応したサービスを選びましょう。

印刷や製本に対応していないサービスでも、画像をダウンロードし印刷会社に持っていくことで、きれいに印刷することはできます。ただし、その分手間とコストがかかります。

ポイント3.デザインで選ぶ

「手書きができるのか」「どんな色紙・冊子として印刷できるのか」「印刷する場合の紙・素材の質感」など、寄せ書きのデザインも大切です。

ほとんどのツール・サービスではデザインテンプレートがあり、大きなデザイン変更はできないため、まずは公式サイトでテンプレートを確認してみるといいでしょう。

無料でオンライン寄せ書きを作れるツール

無料でオンライン寄せ書きを作れるツール・サービスを2つ紹介します。お金をかけずに手軽に寄せ書きを送りたいときにおすすめです。

Canva

Canvaは無料で使えるデザインツールです。ブラウザや専用アプリを使い、ドラッグ&ドロップで本格的なデザイン製作ができます。写真やアイコン、図形、イラストなどのテンプレートも豊富で、デザインのスキルや知識がなくてもきれいな寄せ書きを作れるでしょう。

使い勝手と自由度が優れていて、「自分たちでオリジナルのデザインを作りたい」というときにおすすめできます。

ただし、オンライン寄せ書き専用のツールではないため、印刷・製本や郵送はできません。作成した寄せ書き(デザイン)は好きなファイル形式でダウンロードできるので、画像ファイルとして送信するか、印刷会社に印刷・製本してもらいましょう。

公式サイト:Canva:誰でも使えるVisual Suite

ヨセガッキー

ヨセガッキーは無料で使えるオンライン寄せ書きサービスです。無料プランでは寄せ書きの編集終了から3ヵ月間、寄せ書きの閲覧ができます。550円(税込)で無期限に閲覧できるPDF形式の寄せ書きをダウンロードすることもできます。

メッセージはもちろん画像やスタンプを入れることもでき、レイアウトは自由です。印刷サービスはありませんが、Canvaと同じく自分で印刷・郵送することはできます。

公式サイト:ヨセガッキー|ウェブ寄せ書き