アルゼンチンに住むビクトル・ウーゴ・ペラルタさん(52)とその妻のガブリエラ・ペラルタさん(52)は、最も多くの身体改造を行った夫婦として、2014年にギネス世界記録に認定された。当時で計77回の身体改造を行ったとされる。その後も夫婦は身体改造を継続し、現在ではビクトルさんが41回、ガブリエラが50回の計91回に達した。英紙『The Daily Mail』『The Daily Star』などが夫婦について紹介している。
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全身の95%以上にタトゥーを入れた男
ウルグアイ出身のビクトルさんがタトゥーを初めて入れたのは13歳のときだった。左手の指に “fuck” という文字を刻んだのだ。これ以降、悪魔と同じ姿になることを目指して、全身の95%以上にタトゥーを入れて現在に至る。ペニスの先端にもタトゥーを入れたが、これが最も痛かったという。
信心深い人たちに対する「嫌悪」から、悪魔の数字である “666” を頭皮に彫り、その横の頭蓋骨に400ポンド(約7万4千円)の金属の角を埋め込んでいる。このように、皮膚の下に金属などを埋め込む身体改造は「インプラント」と呼ばれる。
ビクトルさんは28年以上、アルゼンチンの首都ブエノスアイレスにあるスタジオ “Querubin Tattoo Studio” で希望者にタトゥーを入れてきた。彼は「父は絵を描くのが大好きで、父のおかげで私も絵を描くことに情熱を注ぎ、その後成長してからは人にタトゥーを入れるようになりました」と語る。