ビジネス用の振込依頼書の書き方

ビジネス用の振込依頼書は、基本的に社内にフォーマットがあるでしょう。振込先となる口座情報の書き方は、基本的に銀行用のものと同じです。

一般的なビジネス用の振込依頼書の書き方は下記の通りです。


項目

基本の書き方

区分

「新規」または「変更」のうち、当てはまる方を記載

振込先の銀行名・支店名

銀行名と支店名の両方を記載

預金種別

普通・当座など当てはまるものを選ぶ

口座番号

特に下記間違いやすい箇所のため良く確認する

振込先の口座名義

振込先の口座名をカタカナで記入する

振込先が法人の場合、

前株なら「カ)会社名」

後株なら「会社名(カ」と書く

振込の理由

必要に応じて記載






なお、ビジネス用の振込依頼書では、基本的に「振込金額」を書きません。給与振込の場合は月ごとに金額が異なるため、取引先への請求の場合は請求書で金額を伝えているためです。

振込依頼をするときの注意点

振込依頼をするときは、特に口座情報に間違いがないよう気をつけましょう。

また、インターネットバンキングやATMからの振込よりも、窓口からの振込の方が手数料が割高です。銀行への振込依頼書を書く手間もあるため、可能ならインターネットバンキング、ATMから振り込みをするといいでしょう。

銀行の営業時間に気をつける

銀行窓口から振込依頼をする場合、銀行の営業時間に気をつけましょう。窓口の営業時間は基本的に9時から15時までです。営業時間内でも、14時過ぎのように遅い時間に振込依頼をすると、送金が翌日になることもあります。

窓口から振込依頼をする場合、なるべく早めに、できれば午前中に済ませてしまうといいでしょう。

振込依頼書は用途に合った書き方・項目で作ろう


本記事のまとめ



  • 振込依頼書は振込先の口座情報を通知するための書類

  • 振込依頼書は銀行や会社のフォーマット・ルールに従って書こう

  • 窓口からの振込依頼は手数料が割高で、対応可能な時間も短い



振込依頼書は大きく「銀行提出用」と「ビジネス用」に分けられます。ビジネス用には「勤務先に給与振込口座を伝えるためのもの」「取引先に振込先口座を伝えるためのもの」があります。

銀行提出用の振込依頼書は、銀行に用紙があるはずです。本記事で紹介した書き方はあくまで一般的な書き方なので、銀行で受け取った用紙の指示と異なる部分があれば、用紙の指示を優先してください。

ビジネス用もたいていの場合は会社にフォーマットがあるでしょう。用途に合ったフォーマットを選び、必要な項目を忘れずに埋めること、書き間違いがないよう気をつけることを意識してください。