【Windows 10・11】CPUの温度が高いときの対処法

確認したCPUの温度が高かったときの対処法をご紹介します。

対処法【1】冷却ファン周辺を掃除する

ほとんどのPCは空気でCPUを冷やす空冷式です。空冷式のPCではPCの筐体にスリットがあり、冷却ファンで外部の冷たい空気を取り込んでいます。しかし、長くPCを利用していると、空気の吸込口にホコリが多くたまり、空気の吸い込みが悪くなってしまいます。こうなってしまうと、十分にCPUを空冷することができなくなり温度上昇の原因となります。一度、PC筐体のスリット部や冷却ファンの周辺を掃除してみるとよいでしょう。

対処法【2】室内の温度を下げる

前述の通り、PCは外部の空気を吸い込み、CPUを冷却しています。しかし、夏場など部屋の空気自体が暑いときには、吸い込んだ空気も暑いため十分にCPUが冷却できなくなってしまいます。室温自体が高いときには、室温を下げなければCPUの温度を下げることもできないので、エアコンなどを活用しましょう。

対処法【3】冷却用パッドを使う

ノートパソコンはデスクトップパソコンに比べて熱がこもりやすい性質があります。それを解消するために、冷却用パッドが発売されています。冷却用パッドとは、ノートパソコンの下部に挟むことでパッドに搭載されたファンなどによってより効率的にノートパソコンを冷却できる商品です。

対処法【4】CPUの表面にグリスを塗る

CPUには、熱を逃がすために金属がひだのようになったヒートシンク、冷却ファンが搭載されています。このCPUのヒートシンクの間はそのまま接触しているのではなく、グリスと呼ばれる熱が伝わりやすくするための液体が塗布されています。

しかし、PCを長く利用しているとこの液体が硬化してしまい、十分な熱伝導ができなくなり冷却が不十分になってしまいます。腕に自信がある方は、一度CPUに塗布されているグリスを塗り直してみるといいでしょう。

まとめ

CPUが熱を持つと、パソコンの動作が不安定になることが多いです。CPUに負荷をかけている認識がなくとも、夏場などでは部屋自体が暑く、CPUも熱を持ってしまうケースも。 そのため、CPU温度を定期的に確認し、異常がないか把握しておくことが大切です。今回ご紹介した通り、CPU温度の確認方法はいくつかありますので、自分に合った方法で確認し管理しましょう。

文・オトナライフ編集部/提供元・オトナライフ

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