たまたま、私の寄稿した 『「岸田総理、そんなに息子がかわいければ、次回総選挙で引退なさい:NEWSポストセブン』、『後見役の安倍氏がいなくなったら何もできない」岸田首相が”冴えない政治”を続ける根本原因~自分の意見を言わないことが唯一の長所だったが…:President Online』、『八幡先生に訊く!日本の官僚とは何なのか!?八幡氏と論じた日本の官僚論:松田政策研究所チャンネル』が同時期に公開されたので、詳しくはそれぞれの記事や動画をご覧いただきたいが、さわりを紹介したい。

「岸田総理、そんなに息子がかわいければ、次回総選挙で引退なさい:NEWSポストセブン

安倍元総理の暗殺事件への怒りと同情を参議院選挙の勝利に結びつけた岸田政権だが、旧統一教会や国葬の処理で躓いたあと凋落を続ける。とくに、岸田首相自身への攻撃が始まるきっかけになったのは、10月4日に長男で公設秘書の翔太郎氏を首相秘書官としたことだ。

「日本の政治「解体新書」:世襲・反日・宗教・利権、与野党のアキレス腱」(小学館新書)では、世襲代議士の盤踞がいかに自民党をダメにしているかを論じている。

岸田首相は外相を五年間もつとめてもびくともしなかったほど身体は頑健だから長寿間違いない。ならば、小泉元首相が、首相を辞めたら議員も引退して次期総選挙には立候補せず、進次郎氏に議席を譲ったのにならって、翔太郎氏に議席を引き継がせたらいい。

小泉進次郎はこの奇策のおかげであっという間に総理候補と言われるようになった。まして、元総理秘書官の肩書きと経験があれば、出発点において進次郎氏より有利な立場になる。

また、後半では、岸田・宮沢ファミリーへの甘さが政権基盤を蝕んでいるか、総理秘書官とはなんであるかなどから弱体官邸の強化の必要性などを論じている。

岸田文雄首相がなぜ急にダメになったかといえば、安倍晋三元首相が暗殺されて後見が得られなくなくなったからだ。岸田氏が首相として適任だったのは、安倍さんの後見が前提で、安倍抜きの岸田首相は想定外だということを解説しています。