SHEIN（シーイン）は危険？気を付けることや本当の安全性を購入して検証！注意点は？

「SHEIN（シーイン）」は中国発のファッションを中心とした格安通販サイトです。ファストファッションのイメージが強いですが、SHEINオリジナルコスメブランド「SHEGLAM」の販売が開始するなど、商品ラインナップが従来より充実しつつあります。

（画像＝世界中で人気を博していることもあり、世界的人気キャラクターとのコラボも行っています。たとえば2023年には、『ハリー・ポッター』、『THE POWERPUFF GIRLS』などとコラボしています。（画像引用元：SHEIN公式サイト）、『オトナライフ』より引用）

SHEINといえば「品質より安さ」で、1990年代後半から2012年頃生まれまでのZ世代が愛用している印象があります。しかし知名度とラインナップの充実度が高まるにつれ、1981年から1997年生まれの主に現在の三十代で構成されるミレニアル世代の間でも着用率がアップしており、ファッションの定番ブランドのひとつになりつつあります。

また、ニューヨーク株式市場へSHEINが上場するのではと噂されており、ビジネスの側面からも注目が集まっているのも事実。

とはいえ、中国発の通販サイトであり、商品の発送は主に中国から行われるため、商品の品質やサイトの危険性など、購入に際して不安を持つ方もいるでしょう。今回は実際にSHEINに登録し、化粧品や衣料品、アクセサリーを購入して検証してみました。

SHEINとは | SHEINの通販はなぜ安い？

SHEINの商品が日本でも人気を博している最大の理由はその価格の安さ。

（画像＝ファッションブランドの多くは企画やデザインこそ自国で行いますが、材料の仕入れや製造を海外に委託する傾向にあります。しかし、SHEINでは企画から製造、流通までをすべて中国国内で実現。そのため、低価格となっています（画像は「SHEIN」公式サイトより引用）、『オトナライフ』より引用）

（画像＝筆者は今までSHEINでネイルチップや付けまつ毛などの化粧小物や、洋服、アクセサリーなどを購入したことがあります。たとえばSHEINで200円前後で売られているネイルチップは、日本のバラエティショップで1000円以上で売られているものと同等のクオリティだと感じました、『オトナライフ』より引用）

そもそもどこの国の製品？店舗がないのに大丈夫？

先述した通り、SHEINは中国のコマース企業。一方、2023年8月には米アパレルブランドである「フォーエバー21」を運営するSPARC Group Holdingsと戦略的パートナーシップを結ぶなど、世界中で販路を拡大しています。

一方、店舗がないために「商品を手に取って確認できない」と不安視する声もありますが、店舗がないからこそ個人輸入扱いとなり、関税がかからないというメリットがあります。

SHEINのプライバシーポリシーは？住所登録しても大丈夫なの？

SHEINのプライバシーポリシーでは「個人データの保管および移転」の項目で、「お客様の居住国外で個人データの処理または移転が行われる場合があります」との記載があることから、自身の個人データが国外で利用される可能性があると言えます。個人データを国外へ移転することに同意できない場合は、SHEINは利用しない方がいいサービスでしょう。

SHEINのサステナビリティや倫理性は？環境や人権への取り組み

「商品の安さ」にばかり注目が集まりがちなSHEINですが、サステナビリティへの取り組みも積極的に行っており、サステナビリティ/ソーシャルインパクト報告書を公表しています。また人権・労働・環境・腐敗防止の4分野における企業のイニシアチブを求める国連グローバルコンパクト(UNGC)10原則にも署名しています。

SHEINの危険性とは？情報漏えい・品質・返品のリスクをチェック

SHEINは中国発の通販サイトであり、個人情報の管理や商品品質が気になるところ。SHEINの情報漏えいや品質、返品のリスクなどについて解説します。

商品品質 | サイズの不一致や生地の品質、届いた服のシワなど

SHEINのアパレル商品は思っていたより生地が薄かったり、サイズ感が写真で見たイメージと異なったりする場合があるようです。しかし、ワンピースは1500円前後、トップスも数百円〜1000円前後、アクセサリーは10円から販売。失敗を恐れず気軽に購入できる価格帯です。

つまり、アパレル品に関しては長期間着続けるには少し難しそうですが、1シーズン着る分には十分満足できる品質と言えます。

海外発送 | 商品はきちんと届く？

SHEINは海外からの発送なので商品が届くまでにある程度の日数がかかりますが、配送トラブルがない限り必ず届きます。

具体的な配送手順は、まず中国の倉庫から航空便で日本に輸入され、その後ヤマト運輸または佐川急便によって届けられます。

（画像＝届くのが遅くて心配な場合は、SHEINのサイトやアプリのマイページから配送状況を確認し、商品の追跡が可能。「マイページ」を開き、「注文履歴」から配送を確認したい商品を選び、「追跡」を確認しましょう、『オトナライフ』より引用）

SHEINにクレジットカードや住所を登録しても大丈夫？

前述の通り、SHEINに登録した個人情報などは個人データの保護基準が日本よりも緩い国で処理されたり、移管・移転されたりするリスクがあります。

SHEINを利用する中で流出すると困るデータの筆頭は「クレジットカード番号」でしょう。クレジットカード番号をSHEINに保存したくない場合は、PayPalを利用することでカード番号を保存せずに買い物することも可能。より安全にSHEINを使うコツは後ほど詳しく解説します。

情報漏えいのリスク

SHEINの利用規約では「個人データの移管および移転」への同意を含んでいるので、国外へ個人データが渡る可能性があります。もっとも、SHEINでは「提供したデータの削除」も受け付けています。個人情報保護について積極的に行っている側面があるのも事実です。

（画像＝SHEINに提供したデータの削除を希望する場合、リクエストを提出 して行うことができます、『オトナライフ』より引用）

（画像引用元：SHEIN公式サイト）

返品や交換の手間と費用 | 困ったときにサポートは対応してくれる？

SHEINではカスタマーサポートとして、よくある質問の掲載やチャットサポート、メールサポート、フリーダイヤルによるサポートを行っています。

一番手軽な問い合わせはチャットを利用した問い合わせでしょう。サポートページからチャットで問い合わせする方法は以下の手順です。

（画像＝【1】SHEINのアプリを開き、①「マイページ」の右上、②「ヘッドフォン」のアイコンをタップします。【2】サポートページが開きます。よくある質問が一覧となっているので、参考になりそうな項目をまず確認します、『オトナライフ』より引用）

（画像＝【3】よくある質問を読んでも解決しない場合、下へスクロールして③「カスタマーサービス」をタップします。【4】チャットサポートが開きます。上部にあらかじめ用意されている質問文をタップしてやり取りもできますし、下部の入力欄に質問を打ち込んでサポートを受けることも可能です、『オトナライフ』より引用）