低遅延モード搭載完全ワイヤレス スティック型の低遅延モードはその効果がハッキリ分かる!
次に低遅延について検証してみます。低遅延モードへの切り替えは、右イヤホンのタッチセンサーを2秒ほど長押しすることで切り替えられます。
今回は筆者がよく遊んでいるゲームとYouTube動画で遅延の具合を調べてみました。
まず、通常モードで動画をみてみると、口の動きと声が体感で0.08秒(5フレーム)ほど遅れて聴こえてきます。
ゲームを遊んでいてもこの0.08秒の遅延は変わらず、おそらく多くの人がハッキリと遅延を感じると思います。
次に、低遅延モードを試してみます。低遅延モードをオンにすると、YouTube動画の視聴ではほとんど遅延を感じません。
ゲームをプレイしてみると体感で0.03秒(2フレーム)ほど遅れているように感じます。これは微妙な感覚で、音ゲーや格闘ゲームなどの入力がシビアなゲームでは影響があるでしょうが、RPGやシミュレーションなどではまったく気にならないでしょう。
筆者の場合、音ゲーではタイミングの調整ができる範囲で、アクションゲームも普通にプレイすることができました。
ちなみに1フレームとは1/60秒のことです。ゲームは1秒間に60枚の画像が表示されるため、ゲーマーたちはゲーム内の時間の長さをフレーム単位で認識しています。
というわけで、今回は筆者の体感で判断しているので、人によって感じ方は異なると思いますが、低遅延モードの効果はしっかりと感じることができると思います。
まとめ
いかがでしょうか? 今回はドン・キホーテの情熱価格「低遅延モード搭載完全ワイヤレス スティック型」をテストしてみました。
その結果、「音質はさすがAACコーデックだな」と思わせるほど高音質で、この価格なら納得の性能です。とくに、低音好きにはハマるでしょう。
また、低遅延モードもハッキリその効果を感じることができました。入力にシビアなゲーム以外なら、ほとんど遅延を感じることはないと思います。
さすがに対戦格闘ゲームでは厳しかったのですが、自分のペースでゆっくり遊べるゲームなら、ゲーマーの人にもオススメできます。
文・オトナライフ/提供元・オトナライフ
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