低遅延モード搭載完全ワイヤレス スティック型の低遅延モードはその効果がハッキリ分かる!

次に低遅延について検証してみます。低遅延モードへの切り替えは、右イヤホンのタッチセンサーを2秒ほど長押しすることで切り替えられます。

ドンキで3,278円のワイヤレスイヤホンは本当に高音質で低遅延なのか検証してみた!
(画像=低遅延モードは、右イヤホンのタッチセンサーを2秒ほど長押しすることでオンになります(筆者撮影)、『オトナライフ』より引用)

今回は筆者がよく遊んでいるゲームとYouTube動画で遅延の具合を調べてみました。

まず、通常モードで動画をみてみると、口の動きと声が体感で0.08秒(5フレーム)ほど遅れて聴こえてきます。

ゲームを遊んでいてもこの0.08秒の遅延は変わらず、おそらく多くの人がハッキリと遅延を感じると思います。

次に、低遅延モードを試してみます。低遅延モードをオンにすると、YouTube動画の視聴ではほとんど遅延を感じません。

ゲームをプレイしてみると体感で0.03秒(2フレーム)ほど遅れているように感じます。これは微妙な感覚で、音ゲーや格闘ゲームなどの入力がシビアなゲームでは影響があるでしょうが、RPGやシミュレーションなどではまったく気にならないでしょう。

筆者の場合、音ゲーではタイミングの調整ができる範囲で、アクションゲームも普通にプレイすることができました。

ちなみに1フレームとは1/60秒のことです。ゲームは1秒間に60枚の画像が表示されるため、ゲーマーたちはゲーム内の時間の長さをフレーム単位で認識しています。

というわけで、今回は筆者の体感で判断しているので、人によって感じ方は異なると思いますが、低遅延モードの効果はしっかりと感じることができると思います。

まとめ

いかがでしょうか? 今回はドン・キホーテの情熱価格「低遅延モード搭載完全ワイヤレス スティック型」をテストしてみました。

その結果、「音質はさすがAACコーデックだな」と思わせるほど高音質で、この価格なら納得の性能です。とくに、低音好きにはハマるでしょう。

また、低遅延モードもハッキリその効果を感じることができました。入力にシビアなゲーム以外なら、ほとんど遅延を感じることはないと思います。

さすがに対戦格闘ゲームでは厳しかったのですが、自分のペースでゆっくり遊べるゲームなら、ゲーマーの人にもオススメできます。

文・オトナライフ/提供元・オトナライフ

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