驚安の殿堂「ドン・キホーテ」では、プライベートブランド「情熱価格」シリーズで、さまざまなオリジナル商品を開発しています。なかでも「低遅延モード搭載完全ワイヤレス スティック型」は、高音質で低遅延だとネットで話題になっているのです。そこで今回は、実際に筆者が購入して、本当に高音質で低遅延なのか確認したいと思います。

ドンキの情熱価格で完全ワイヤレスイヤホンが3,278円で発売中!

驚安の殿堂というキャッチフレーズで有名な量販店「ドン・キホーテ」では、食料や雑貨、衣類、家電、ブランド品など、あらゆる商品が格安で売られています。

なかでも、ドン・キホーテのプライべートブランド「情熱価格」では、3,278円という低価格で完全ワイヤレスイヤホンも発売されているのをご存じでしょうか?

商品名は「低遅延モード搭載完全ワイヤレス スティック型」で、パッケージを見る限り高音質で低遅延がウリのようです。

筆者は、本当に商品名どおりの性能なのか気になったので、実際に購入してその実力をチェックしてみたいと思いました。

ドンキで3,278円のワイヤレスイヤホンは本当に高音質で低遅延なのか検証してみた!
(画像=こちらがドンキ・オリジナル情熱価格の「低遅延モード搭載完全ワイヤレス スティック型」のパッケージ。低遅延モード、AAC対応、IPX5の防水対応など、商品のウリが分かりやすく表現されています(筆者撮影)、『オトナライフ』より引用)
ドンキで3,278円のワイヤレスイヤホンは本当に高音質で低遅延なのか検証してみた!
(画像=パッケージの裏面をみると、透明の窓から充電ケースがみえるようになっています。カラーは黒、白、青の3色あるので、ここで実際の色が確認できるでしょう(筆者撮影)、『オトナライフ』より引用)

ところで、「低遅延モード搭載完全ワイヤレス スティック型」の“低遅延”とはいったい何のことでしょうか?

Bluetoothを利用したワイヤレスイヤホンは、無線で音の情報をイヤホンへ伝送しているため、音がイヤホンから流れるまでに、どうしてもタイムラグ(遅延)が発生してしまいます。

そのため、ワイヤレスイヤホンでスマホのゲームや動画を楽しんでいると、音がわずかに遅れて聴こえてくることがあるのです。

ゲームのプレイ中やYouTube動画の視聴中に音がズレていると、かなり気になって集中できません。

とくに、スマホでゲームをするときはプレイへの影響も大きいので、ゲーマーにとっては音の遅延がかなり気になるはずです。

まずはドンキのワイヤレスイヤホンのスペックをチェック!

ドン・キホーテの「低遅延モード搭載完全ワイヤレス スティック型」はBluetoothで接続されるワイヤレス型のイヤホン。カラバリは白、黒、青の3色が用意されています。

価格は3,278円(税込)なので、ワイヤレスイヤホンとしては割安なほうですが、現在はダイソーでも1,100円でワイヤレスイヤホンが発売されていますので、必ずしも激安というわけではありません。

ドンキで3,278円のワイヤレスイヤホンは本当に高音質で低遅延なのか検証してみた!
(画像=こちらがパッケージの中身です。本体と充電ケース以外に充電用のUSB Type-Cケーブルと、予備のイヤーピース、そして取り扱い説明書が付属します(筆者撮影)、『オトナライフ』より引用)

イヤホンの形状は、イヤーピースを耳の穴に押し込むカナル型となっていますが、AirPods Pro第2世代にそっくりです。イヤーピースはS・M・Lの3種類付属されているので、自分の耳にピッタリのものに付け替えられるのはありがたいですね。

ドンキで3,278円のワイヤレスイヤホンは本当に高音質で低遅延なのか検証してみた!
(画像=イヤホン本体の形状はイヤーピースを耳の穴にいれるカナル型ですが、AirPods Pro第2世代とそっくりです(筆者撮影)、『オトナライフ』より引用)
ドンキで3,278円のワイヤレスイヤホンは本当に高音質で低遅延なのか検証してみた!
(画像=イヤーピースはS・M・Lサイズの3種類が付属されていて、最初からイヤホン本体についているイヤーピースがMサイズとなります(筆者撮影)、『オトナライフ』より引用)

BluetoothはVer5.3なので、低遅延&省電力仕様となっているほか、音声コーデックはSBC以外に高音質なAACにも対応するので、音質には期待が持てそうです。

再生時間は長めでイヤホンだけなら最大6時間、充電ケースを利用すると約21時間使えます。充電ケースはUSB Type-Cを採用していますが、急速充電などには対応しておらず、イヤホンと充電ケースともに、フル充電するには約2時間かかります。

ドンキで3,278円のワイヤレスイヤホンは本当に高音質で低遅延なのか検証してみた!
(画像=充電ケースにはUSB Type-Cが採用されていますが、急速充電には対応しておらず、フル充電には2時間ほどかかります(筆者撮影)、『オトナライフ』より引用)

イヤホン本体は標準的な手のひらサイズなのですが、その軽さには驚かされます。イヤホン本体と充電ケースを合わせても約36g程度しかなく、AirPods Pro第2世代と比べると20gも軽いのです。

たった20gですが、より軽量なイヤホンを探している人なら気になる部分です。

なお、イヤホンの操作はタッチセンサーが採用されており、目印などはありませんが、音楽の再生・一時停止の切り替えや曲送り、音量の上下などが操作できます。

マイクも搭載されているため、通話やSiri、Google アシスタントなどにも対応していて、スマホと接続すると便利な商品となっています。

ドンキで3,278円のワイヤレスイヤホンは本当に高音質で低遅延なのか検証してみた!
(画像=タッチセンサーはスティック部分の上の先端にあります。最初は慣れませんが操作をしているうちにすぐ覚えるので、不便ということはありません(筆者撮影)、『オトナライフ』より引用)

■情熱価格「低遅延モード搭載完全ワイヤレス スティック型(JN-DQTWSS)」のスペック

【Bluetooth】Version 5.3 Class 2
【Bluetoothプロファイル】HFP、A2DP、AVRCP
【オーディオコーデック】SBC/AAC
【動作範囲】10m
【音楽再生時間】最大6時間(イヤホンのみ)/約21時間(イヤホン+充電ケース併用)
【充電端子】USB Type-C
【駆動方式】ダイナミック方式
【ヘッドホン出力】最大4mW
【インピーダンス】32Ω
【イヤホンサイズ・重量】33×23×21mm・約3.5g
【ケースサイズ・重量】60×25×50mm・約33g
【防水・防塵】IPX5
【充電時間】約2時間(イヤホン/ケース充電)
【カラー】BK(黒)/WH(白)/BL(青)
【価格】3,278円(税込)