グループディスカッションの役割の決め方

グループディスカッションにおける役割の決め方には、2つの方法があります。立候補制もしくは指名制です。基本的には立候補制で決めるのが良いとされています。万が一、立候補がない役職がある場合は、積極的にその役割につきましょう。

指名制は立候補がない場合の最終手段です。その際は、ファシリテーターに自分が立候補し、他のメンバーに役割を割り当てます。なるべく話し合って決めるのが良いので、ただ適当に指名するのではなく、メンバーが納得して受け入れやすい理由も添えて指名を行いましょう。

グループディスカッションで役割を検討するときの3つのポイント

グループディスカッションで役割決めに使える時間は最大でも5分程度。時間をかけずに決めることができれば、余った時間を議論に充てられます。3つのポイントを押さえて、スムーズに役割を決めましょう。

グループディスカッションで役割を検討するときの3つのポイント

ポイント1.自分に適した役割を把握しておく

ポイント2.担当したい役割がかぶったときの対策をしておく

ポイント3.役割分担で揉めたときの対策を検討しておく

ポイント1.自分に適した役割を把握しておく

グループディスカッションで役割を検討するときの1つ目のポイントは、自分に適した役割を把握しておくことです。

就活の本番を迎える前に全てのポジションを経験しておき、自分が得意な役割を知っておきましょう。そのときに大切なのは、なぜ得意なのか理由も考えることです。役割決めで立候補する際に理由を添えられると、同じグループの学生から安心して役割を任せてもらえます。

ポイント2.担当したい役割がかぶったときの対策をしておく

グループディスカッションで役割を検討するときの2つ目のポイントは、担当したい役割がかぶったときの対策をしておくことです。

立候補制で得意な役割がかぶってしまったら、他のメンバーに譲ることを検討してみてください。その際、他のどの役割を担当したいのかも検討しておくようにしましょう。

ポイント3.役割分担で揉めたときの対策を検討しておく

グループディスカッションで役割を検討するときの3つ目のポイントは、役割分担で揉めたときの対応を検討しておくことです。

誰も立候補しなかったり、役割は決めなくても良いと言う人がいたりと役割分担で揉めた場合の対処法はいくつかあります。立候補者がいない場合は、自分がサポートするのでこの役割をお願いできないか提案しましょう。

役割を決めたくないと言う学生がいる場合は、役割決めの目的やメリットを共有して相手の説得を試みてください。どちらの場合もグループ内の雰囲気を悪くすることなく対処するのがポイントです。