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エンジンヘッドのネームプレートも眩しいSpecial edition登場
これが究極のカタチ!? GT-Rの集大成といわれる24年モデル

エンジンヘッドのネームプレートも眩しいSpecial edition登場

2000万円オーバーの国産車。GT-R NISMOの進化と歴史
(画像=『車選びドットコムマガジン』より引用)

22年モデルは、2021年10月に販売を開始しました。

22年モデルでは、通常のGT-R NISMOに加えて、特別仕様車として『日産 GT-R NISMO Special edition(スペシャルエディション)』がラインナップされました。

注目は、心臓部のVR38DETTエンジンにピストンリング、コンロッド、クランクシャフトなどに高精度の重量バランス取りがなされた部品を採用していること。

これらにより、標準エンジンよりもスムーズかつ高い静粛性を実現するとともに、ヘッド部分の貼り付けられる匠のネームプレートは赤文字仕様となり特別感を演出します。

2000万円オーバーの国産車。GT-R NISMOの進化と歴史
(画像=『車選びドットコムマガジン』より引用)

ボディはクリア塗装を施した専用カーボン製エンジンフード(NACAダクト付)がポイント。足もとにはレッドリム加飾を施したレイズ製アルミ鍛造ホイールを装着しています。

また22年モデルには、NISMO専用のボディカラー「NISMO ステレスグレー」を追加しています。

発売時の車両本体価格は日産 GT-R NISMOが2420万円、日産 GT-R NISMO Special editionは2464万円というもので、特別仕様車のスペシャルエディションは約3カ月で予定していた販売台数を超えるほどの人気でした。

これが究極のカタチ!? GT-Rの集大成といわれる24年モデル

2000万円オーバーの国産車。GT-R NISMOの進化と歴史
(画像=『車選びドットコムマガジン』より引用)

2023年1月に開催されたカスタムカーの祭典「東京オートサロン2023」の会場で、24年モデルの『日産 GT-R NISMO』がお披露目されました。

当時COOだったアシュワニ・グプタ氏が「最先端の技術と匠の技を掛け合わせた、新しいデザインを纏った2024年モデルはR35型GT-Rの集大成ともなるべきモデル」と語った24年モデルは、フロント&リアバンパー、リアスポイラーなどを変更して空力性能を向上。

足まわりは、サスペンションのチューニング、フロントにメカニカルLSDを追加することでコーナリング性能も向上させるなど、GT-R史上最高のパフォーマンスを発揮するようチューニングされました。

エンジンはスペックこそ変わらないものの、走行時の不要なノイズと振動は低減し、緻密に調律された感性に響くサウンドを実現して、車内の快適性と洗練された乗り味を実現しました。

2000万円オーバーの国産車。GT-R NISMOの進化と歴史
(画像=『車選びドットコムマガジン』より引用)

22年モデルで追加されたNISSAN GT-R NISMO Special editionは、標準モデル同様の進化を遂げて用意されます。

車両本体価格は日産 GT-R NISMOが 2865万円、日産 GT-R NISMO Special editionは2915万円となっています。