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バーベキュー焼き芋の作り方レシピとコツ4選
バーベキュー焼き芋の甘さが違う!おすすめ品種
バーベキュー焼き芋の作り方レシピとコツ4選
それでは早速バーベキューでおいしくつくる焼き芋レシピを4つご覧いただきます。やり方はご家庭でコンロやオーブントースターと作る方法と似ていますが、バーベキューならではのちょっと気をつけたい焼き芋のコツにご注目ください。
共通の準備・バーベキュー前の下ごしらえ
安納芋やシルクスイートなどのブランド品種でなくても甘くする下ごしらえの方法をご紹介しましょう。準備のやり方は簡単で塩水を作って1時間以上サツマイモを漬け込み皮に塩味を付けるだけ。
下ごしらえのコツは漬け時間
下ごしらえ用の塩水の濃度は動画では1リットルに対して大さじ2。この塩の濃度についてはもっと少ない分量がよいとしているものもあり(7g/1リットルあたり)ますが共通しているのは1時間以上つけること。ここを押さえてあとは塩加減はお好みで。
バーベキュー焼き芋レシピ1.アルミホイル
網の上・熾火・焚き火・ドラム缶といろいろな焼き方に対応できるベーシックな焼き芋のコツは新聞紙とアルミホイルです。やり方はよく湿らせた新聞紙(キッチンペーパーで代用可能)でサツマイモを包みアルミホイルをできれば3重にしっかりと巻きます。
アルミホイルの巻き方がコツ
この時芋と紙・紙とホイルにすき間ができないようにするのがコツ。どんな熱源を使う場合でも70度以上にならないよう気をつけできるだけ長時間かけて焼くことでよりおいしく仕上がるでしょう。
バーベキュー焼き芋レシピ2.アルミ缶
紙とアルミホイルだけでは焼き芋ではなく蒸し芋風味で物足りないというご意見もよく目にします。そんな方からおすすめされるのがホイルの代わりにアルミ缶を使う方法。やり方はよく湿らせたサツマイモをアルミ缶の中に入れます。
アルミ缶調理は火加減がコツ
缶へのサツマイモの入れ方も個人差がありますがカッターで半分にカットしたものを鍋と蓋の要領で使うやり方と蓋部分を缶切りで開き中に芋を入れて蓋を元に戻す方法がポピュラー。こちらも焼き方は遠火の弱火でじっくりとがセオリーです。
バーベキュー焼き芋レシピ3.ダッチオーブン
最近はお持ちの方も多いダッチオーブンを使えば本格的な石焼き芋が作れます。石は市販の焼き芋用のものが一番おすすめですが、ホームセンターで敷石用に売られている玉砂利でも代用可能。
ダッチオーブン石焼き芋のコツ
よく水洗いして清潔なものをつかってください。芋を石でサンドイッチにする要領で入れてから焚き火の上で1時間ほど。蓋の上に熾や炭を乗せる必要はありません。これで完成です。
バーベキュー焼き芋レシピ4.直火で焼くコツ
こちらはバーベキュー場にアルミホイルを忘れた。アルミ缶もないしダッチオーブンも石もないという場合に使える焼き芋のコツです。
この方法だと写真のように少し焦げたりしてしまうのは直火なので仕方ありませんが、味が落ちるほどひどく焦げて失敗するのは防げるでしょう。
直火焼きは置き場所がコツ
バーベキューで肉などを焼くBBQ網の上に直にサツマイモ(またはジャガイモ)を置くことになりますが、そのとき薪や炭の真上に置くのではなくできるだけ網や鉄板の隅の方に熱源を囲うような形に配置してください。
バーベキュー焼き芋の甘さが違う!おすすめ品種
バーベキューにもおすすめの焼き芋向き品種
大きく分けて焼き芋の好みはねっとり派とほくほく派に分かれるようです。ここではその両者の中から特に甘みが強く焼き芋にして好まれるものをチョイスしてご紹介しましょう。
スーパーマーケットなどで買い物する際に少し気にしてみると今まで食べた焼き芋とはまた違った味の発見につながります。
ねっとり系おすすめ品種
シルクスイート
2012年にお披露目された新しい品種ながらあっという間に焼き芋用サツマイモの代表的なブランド芋にまで登りつめたまさに現代人が求める新食感の焼き芋用いもです。
シルクと名付けられたのはその舌触りの繊細さから。皮色が白みがかっているのが特徴で、掘り上げてすぐよりもしばらく貯蔵した後の方が粉っぽい繊維がしっとりに変化しておいしいといわれています。
ベニアズマ
有名なサツマイモの産地は関西以南(特に四国あたり)に集中していますが関東でも多く生産され手に入りやすいしっとり系サツマイモがこのベニアズマです。
焼き芋だけでなく天ぷらなどの料理や蒸して食べてもおいしいのが特徴で、食感はねっとりとほくほくの中間くらいで誰にでも食べやすい質感なのが多くの方に好まれている理由のひとつといえるでしょう。
ほくほく系おすすめ品種
鳴門金時
徳島県鳴門市での砂地栽培にこだわりがあるのがこの鳴門金時という種類です。糖度が高くてお菓子作りにも使われるくらいですので甘みはおりがみつき。
その触感は栗を食べたときと似ていると度々形容されているほくほく系を代表とするサツマイモとなっています。
高系14号
上の鳴門金時の親にもあたる品種改良種が高系14号です。このほかにも五郎島金時や土佐紅なども同様にこの高系14号から作られた美味しいサツマイモ。
食感は適度な粉っぽさに若干のねっとりも待ち合わせていて食べやすいのが特徴。皮は少し褐色がかった色をしており生の中身の色は淡い黄色ですが加熱するとより色が濃くなりそれも食欲をそそるでしょう。