伊仙町にある「戦艦大和の慰霊塔」
正式名称は「戦艦大和を旗艦とする特攻艦隊戦士慰霊塔」。伊仙町の景勝地、犬田布岬に建てられた歴史的建造物で、今も多くの人たちが訪れて平和を祈る場所です。1968年に第1回慰霊祭が行われ、以来毎年4月7日に慰霊祭が執り行われています。
しかし、建立から約55年が経過し、劣化による剥落が発生したため、現在は周辺を立ち入り禁止にしています。
世界情勢も不安定な中、慰霊塔を管理している伊仙町では、平和のシンボルであり日本を代表するこの慰霊塔を次世代に守りつなげるために、「ガバメントクラウドファンディング」に挑戦することを決めました。「ガバメントクラウドファンディング」とは、自治体がふるさと納税制度を活用して行うクラウドファンディングで、集まった寄附金の使い道を明確にすることにより、その使い道や想いに共感し、活動を応援したいと思ってくださる方から寄附を募る仕組みです。
集めた寄附金は慰霊塔修繕の費用に充てられます。
戦争で失われた多くの命を慰め、これからの平和を願う慰霊塔を次の世代につなげるために修繕したい。そんな取組をふるさと納税で応援したい!という方がいらっしゃれば、ぜひ以下のクラウドファンディングサイトから伊仙町のチャレンジをご覧ください。
文・写真・むろた/提供元・たびこふれ
【関連記事】
・避暑地アッター湖で、クリムトセンターと「クリムトの庭園」を訪ねる
・ベルリン郊外に残るベルリンの壁跡地でハイキングやサイクリングを楽しむ
・高速列車「あずま」で東海岸を行く、ロンドンーエディンバラ間鉄道の旅
・【北海道】異国情緒溢れる街・小樽に行ったら、たくさんの笑顔に溢れていた。
・ハワイ・ハレイワタウンでランチをするなら?食べたい内容別のおすすめ5店を紹介