こんにちは!旅行会社に勤める むろたです。今回は鹿児島県徳之島にある伊仙町という小さな町の大きなチャレンジについてご紹介します。
みなさんは徳之島をご存じですか?
徳之島は鹿児島空港から南へ400km、奄美群島の1つです。闘牛や長寿、子宝の島として有名ですが、戦艦大和を旗艦とする特攻艦隊戦士の霊を慰めるために建てられた慰霊塔がある島でもあります。
戦争が終わり、建立から約55年。劣化による剥落なども起こっている慰霊塔。世界情勢が不安定な今、世界平和のシンボルであり、日本を代表するこの慰霊塔を次世代の子どもたちに守りつなげるための「ガバメントクラウドファンディング」の挑戦が、徳之島の伊仙町ではじまりました。
鹿児島県徳之島とは
南西諸島の奄美群島に属する離島のひとつで、周囲はおよそ80kmで人口は約24,000名。
サトウキビ、ジャガイモなどの農業を主な産業とする、手つかずの自然がたくさん残る南国の島です。日本でも数少ない闘牛文化が400年以上前から根付いており、長寿世界一としてギネスブックに掲載されたこともある泉重千代さん、本郷かまとさんの2人が住んでいた島でもあります。
また、徳之島の三町(伊仙町、天城町、徳之島町)がかつて市区町村別・合計特殊出生率で全国トップ3を独占して注目を集めたこともあります。まさに「長寿と子宝」の徳之島は、不思議な魅力と豊かな自然があふれる南国の離島です。
徳之島へのアクセス
飛行機利用の場合、鹿児島空港から約60分、奄美空港から約30分、沖縄空港から約85分(沖永良部島経由)。フェリー利用の場合、鹿児島から約16時間、沖縄から約9時間30分で徳之島に着きます。