掃除機を買うときに注意したほうがよいポイント

掃除機を買うときに押さえておくべきポイントは以下の通りです。

・掃除機のタイプ
・ゴミの集め方
・「パワーヘッド」か「エアーヘッド」か
・コードレスかどうか

掃除機のタイプ:普通の掃除機かロボット掃除機か

前述したように、普通の掃除機とロボット掃除機は、それぞれメリットとデメリットがあります。

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(画像=普通の掃除機は吸引力が強くてしっかりとゴミを取り除くことができますが、手動で操作する必要があります。一方、ロボット掃除機は自動で掃除してくれるので手間がかかりませんが、吸引力が弱くて細かいゴミを残してしまうことがあります、『オトナライフ』より引用)

(画像引用元:【左写真】アイリスオーヤマ SCD-122P-W/Amazon)
(画像引用元:【右写真】ECOVACS DEEBOT N8+/Amazon)

ゴミの集め方:「サイクロン式」か「紙パック式」か

掃除機には、「サイクロン式」と「紙パック式」という2種類のゴミの集め方があります。「サイクロン式」とは、空気中のゴミを遠心力で分離して集める方式。「紙パック式」とは、空気中のゴミを紙製のフィルターで集める方式です。

サイクロン式はフィルター交換が不要。ダストカップも丸洗いできますが、高価という難点があります。一方、紙パック式はゴミが貯まったら紙パックを交換しなければなりませんが、そのぶん基本的にお手入れは不要。サイクロン式に比べて安価というメリットもあります。

「パワーヘッド」か「エアーヘッド」か

「パワーヘッド」とは、電動で回転するブラシを備えたヘッド。一方、「エアーヘッド」とは、吸気で回転するブラシを備えたヘッドです。

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(画像=パワーヘッドは、ヘッド内部にモーターが搭載されており、ブラシ自体が回転する構造になっています。モーターの力を利用するため、ごみを掻きとる能力が高いのが特徴です。カーペット等を掃除する際には、髪の毛・糸くずなどの細かいゴミを良く取ってくれるため、パワーヘッドが適しています、『オトナライフ』より引用)

(画像引用元:日立公式サイト)

エアーヘッドは、ヘッド内を通過する空気の力でブラシが回転する構造になっています。エアーヘッドは、パワーヘッドに比べると吸引力は劣りますが、ヘッドが軽いので気軽に掃除ができます。

つまり吸引力を重視するならば「パワーヘッド」がおすすめです。ちなみに前述の通り、エアーヘッドの掃除機は減少傾向にあるようです。

コードレスかどうか

コードレス掃除機は小回りが利く一方、使える時間に制限がある上、吸引力があまり強いとはいえません。一方、コード付き掃除機は取り回しが悪いというイメージがあるものの、消費電力300W以上の掃除機のコードの長さは5メートルほど。「コードが短くて不便」と感じることはそうそうないでしょう。

買って後悔しないおすすめの掃除機2選

最後に、おすすめの掃除機2選をご紹介します。

【本格】Dyson V12 Detect Slim Absolute

ダイソンのV12シリーズは、コードレス掃除機の中でも最高峰の性能を誇ります。Dyson V12 Detect Slim Absoluteはレーザーとセンサーを搭載しており、微細なゴミまで見逃さない高性能モデル。
ダイソンが様々な特許を取得しているモーターの性能の高さは折り紙付きで、吸引力も極めてパワフルです。

【2023】買ってはいけない掃除機2選を家電店で調査&失敗しない選び方も解説
(画像=コードレスといえど、ダイソンは吸引力がパワフル。パワフルなのに重量が2.2キロと軽め。ダイソンに対して「重い」という印象をお持ちの方も多いかもしれませんが、実際には大きく軽量化が進んでいて持ち運びも簡単です、『オトナライフ』より引用)

(画像引用元:Amazon公式サイト)

【軽量】アイリスオーヤマ 極細軽量スティッククリーナー | IC-SLDCP12

アイリスオーヤマの極細軽量スティッククリーナー「IC-SLDCP12」は、コスパの良さと軽さが魅力の掃除機。

【2023】買ってはいけない掃除機2選を家電店で調査&失敗しない選び方も解説
(画像=こちらはコードレスかつ紙パックの掃除機という珍しいモデル。さらに自走式パワーヘッドが搭載されているため、吸引力が強くなっています。また、1.7キロと軽量で、付属しているモップで掃除したあと、本体のクリーナーでホコリを吸い取ることもできます、『オトナライフ』より引用)

(画像引用元:Amazon公式サイト)

メインの掃除機としては、たとえばダイソンなどと比較するとやや物足りなさも感じるかもしれませんが「軽くて小回りが利く、紙パック式のスティッククリーナー」は珍しいので2台目の掃除機として買うのもおすすめです。