買ってはいけない掃除機の具体例:エアーヘッドの掃除機とパワーヘッドの掃除機はどちらがいい?

買ってはいけない掃除機について、具体的に性能や機能の面からも尋ねてみました。まずは「エアーヘッドか、パワーヘッドか」。エアーヘッドとは、ヘッド内を通過する空気の力でブラシを回転させる掃除機。パワーヘッドはヘッド内部に搭載されているモーターの力でブラシを回転させる掃除機です。

店員さんに尋ねたところ、結論から言えば「パワーヘッドの方がはるかに吸引力が強く、おすすめ」かつ「エアーヘッドの掃除機自体が非常に減ってきている印象があります」とのことでした。

つまりこの両者で迷うならばパワーヘッドのものを優先的に選ぶと良いとのことでした。エアーヘッドの掃除機は「買ってはいけない」と言えるかもしれません。

日立「パワかるサイクロン」CV-SV90K

エアーヘッドの掃除機には、たとえば日立の「CV-SV90K」が挙げられます。

【2023】買ってはいけない掃除機2選を家電店で調査&失敗しない選び方も解説
(画像=この掃除機は「エアーヘッド」のためお手軽に掃除ができる反面で、ごみを掻きとる能力がやや弱いという弱点があります。また「サイクロン式」のため、ゴミ捨て時にホコリが舞いやすいことや、ダストボックスやフィルターのお手入れの手間がかかることがデメリット。ホコリが舞いやすいのでハウスダストなどに敏感な方にもおすすめできません、『オトナライフ』より引用)

(画像引用元:日立公式サイト)

サイクロン式掃除機の平均寿命は6年前後であるのに対して、昔ながらの紙パック式の掃除機は10~15年程度使えることも多いようです。

買ってはいけない掃除機の具体例:重い掃除機

店頭で掃除機を見ている際、店員さんがよく比較項目として掲げていたのは「重さ」でした。重さを重視する理由を尋ねると「たとえば2階建ての家だとして、重い掃除機を持ち運ぶのは大変です。また一度買った掃除機を10年近く使う方もいらっしゃいます。年齢を重ねてからでも使いやすい重さ、サイズのものを選ぶ方が良いのではという点で重さは重視しています」とのことでした。

よって「重い掃除機」はあまり積極的には選ぶ理由が無いと言えそうです。

パナソニック「MC-SB10J」

掃除機コーナーで近年、人気があるのは「スティッククリーナー」。そんなスティッククリーナーの中で、やや”重い”製品としてはパナソニック「MC-SB10J」が挙げられます。

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(画像=この掃除機はコードレスタイプかつハンディタイプとしての用途も想定されています。にも関わらず、重量は2.7キロと重め。隙間など掃除しにくくなっています。スティッククリーナーを「掃除しやすい」「持ち運びしやすい」という用途でとらえるならば、もう少し軽い方が嬉しいとは言えそうです。ただしあくまで上のレビューは”重さ”に特化したもの。「MC-SB10J」自体の性能は決して低くないため、2.7キロが「軽い」と感じるならば十分購入対象になり得ます、『オトナライフ』より引用)

(画像引用元:Amazon公式サイト)