さまざまなメーカーがいろいろな形態で販売している「掃除機」。実は掃除機は、選び方1つで吸引力や静音性が大きく違うもの。やはり探している中で「買ってはいけない」掃除機の特徴を押さえ、それを避けるのがおすすめ。
買ってはいけない掃除機はどれ?家電店で調査してみた
まずは筆者が家電量販店で調査した、掃除機の選び方のポイントをご紹介します。
【前提】基本的には吸引力が強いものを選ぶ前提で調べました
掃除機の最も重要な性能は、やはり吸引力。そこで、筆者は基本的には吸引力が強いものを選ぶ前提で、大手チェーンの家電量販店を複数店巡ってみました。
メーカーの選び方は?
基本的には「ダイソン」の購入満足度が高いと考えられますが、予算的にダイソンの掃除機に手が届かない場合は「重さ」「エアーヘッドかパワーヘッドか」「サイクロン式か紙パック式か」といった細かな点をチェックして、予算の中で自分の要件を満たす国内メーカーの掃除機を選ぶと良いでしょう。
そもそも普通の掃除機とロボット掃除機、どちらが良い?
意外なようですが、筆者が店頭で調査したり、店員さんにあれこれ質問した限りでは「ロボット掃除機」はさほどおすすめされませんでした。ロボット掃除機には吸引力がやや弱かったり、床にモノが多いと綺麗に掃除出来ないといった弱点があることが理由だそう。
つまり「メインの掃除機を買い替えようとしている」タイミングでは、ロボット掃除機はさほどおすすめではないようでした。掃除機を一本確保したうえで、そのサポート的な役割でロボット掃除機も置いておくのが良さそうです。
【調査】購入を避けるべき掃除機のメーカーは?
大手掃除機メーカーの中で購入を避けるべきメーカーはあるのでしょうか?
実際に家電量販店の店員さんに聞いてみました。
ダイソンの掃除機はどうなの?
ただし実際にダイソンの掃除機を店頭でチェックすると、他のメーカーのものよりも倍以上の価格設定になっていることも少なくありませんでした。その点について尋ねると「たとえばメインの掃除機がすでにあり、2台目のちょっとしたスティッククリーナーを買うといった程度であればダイソンを選ばなくとも良いかもしれません」ということでした。
パナソニックの掃除機はどうなの?
一方で筆者が実際にパナソニックの掃除機とダイソンの掃除機を両方試してみると、パナソニックの方が若干「ずっしり感」が強い印象でした。重い掃除機が苦手な方は、ダイソンを優先して選ぶ方が良いかもしれません。またやはりダイソンの強みとなる部分では、パナソニックには特許の有無の面で弱みもあるようでした。
アイリスオーヤマの掃除機はどうなの?
一方で筆者が店頭で試した限りでは、アイリスオーヤマの掃除機は「一層ずっしり感」がある印象。店員さんのお話だと「同じサイズ、同じ重量の掃除機ならやはりダイソンさんなどと比べるとモーターのパワーが落ちてしまいます。そのため吸引力が強いものを選ぶなら、そのぶんモーター自体が大きいものをおすすめする必要があるなと思っています。お買い得である分、吸引力があるものを求めるならば重さやサイズがかさばる点については致し方ない面があると個人的には思います」とのことでした。