バリアフリー映画専用の“字幕メガネ”を初体験

実は、二度映画館に足を運んだ理由がもう一つあって、劇伴曲「Angie」の歌詞を深く味わいたかったから。小室さんが作った「Angie」の曲に合わせて監督が映像を制作したと聞き、しっかりと歌詞を噛みしめたかったのです。

9月23日からバリアフリーの上映が始まった「シティーハンター」。できれば歌詞がスクリーンに表示される字幕上映の映画館で観たかったのですが、残念ながら時間が合わず、“字幕メガネ”をレンタルしている映画館で観ることにしました。

【全力推し活日記3】大ヒット上映中「劇場版シティーハンター」を二度観てきたよ
(画像=レンタルした”字幕メガネ” 細長いレンズ。
頭の横を挟み込む感じで装着(筆者撮影)、『BCN+R』より引用)

なお、この“字幕メガネ”は、視覚や聴覚に障害がある人たちも楽しめるようにと字幕や音声ガイドに対応したバリアフリー映画の専用品で、誰でも無償でレンタルできます。

初めて“字幕メガネ”を使ったのですが、装着する前はちゃんと観れるかな?と心配でしたが、あまりの簡単さに拍子抜けしました。利用者はメガネをかけるだけ。付属のマイクが映画の音をキャッチして同期をとるので、映画が始まると勝手にメガネに字幕が表示されます。※“字幕メガネ”の詳細については、“映画みにいこ!”で検索

メガネに表示される歌詞。聞き取れる簡単な歌詞ではあるけど、耳だけでなく、目からも歌詞が入ってくることで一層深く没入できて、一度目より感動も増し増しでした。おかげで「Angie」の曲が流れるシーンは私の一番のお気に入りとなりました。

きっかけは「シティーハンター」

今更ですが、私が初めてTM NETWORKに触れたのは、TVアニメ「シティーハンター」(放送:1987年4月~88年3月)でした。

「シティーハンター」は日本テレビ系列で月曜の19:00~放送されており、主人公の冴羽リョウを見てかっこいいよなぁと思った時に流れてくる曲が「Get Wild」で、しばらくしてからイケメン3人グループの曲だと知りました。

「Get Wild」と同じタイミングでTM NETWORKの人気も出てきたので、当時私のように「シティーハンター」がきっかけでTM NETWORKを知ったという人も多かったと思います。

令和の今だったら、TM NETWORKは知らなくても、X(旧 Twitter)で頻繁にトレンド入りする”Get Wild”や”Get Wild退勤”なら知っているという人も多いはず。そんな人はネクストステージへ。60歳過ぎのイケオジ3人グループのTM NETWORKも知ってもらえると、とてもうれしいです。