インシデントプロセス面接とは
インシデントの関連用語として、「インシデントプロセス面接」が挙げられます。リーダー・マネージャーなどの人材の採用に役立つ面接手法で、面接官が提示したインシデントに対して、その問題点や原因、解決策などを答えるというものです。
インシデントプロセス面接を行うことで、候補者の思考プロセスや問題解決能力などを見極められるでしょう。実際のインシデントを問題として提示するため、候補者の答えた原因や解決策などがどの程度有効なものなのかの判断もしやすいです。
インシデント管理のフローを明確にし、早期解決・再発防止を目指そう
本記事のまとめ
- インシデントとは大きな問題が起こる一歩手前の状態のこと
- 適切なインシデント管理により、被害を未然に防いだり抑えたりできる
- インシデント管理と、インシデントの原因究明を行う「問題管理」を並行して進めよう
インシデントは主にIT・セキュリティなどの分野で使われる用語で、大きな問題が起こる一歩手前の状態のことです。インシデントを放置したり対応が遅れたりすると、信用失墜や損害賠償などさまざまな被害につながります。
適切なインシデント管理により、インシデントへ早めに対応することが可能となります。被害を未然に防いだり、最小限に抑えたりするために、インシデント管理は欠かせません。
インシデントが発生していないときは、過去のインシデントの原因を究明し、再発防止に役立てる「問題管理」を進めておきましょう。