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韓国岳山頂
【下り】韓国岳山頂から大浪池経由えびの高原(えびの高原南側ルート)
韓国岳山頂
【11:45到着】韓国岳山頂に到着です。標高は1,700mです。

正面西側には手前に新燃岳(しんもえだけ・1,421m)の大きな噴火口、奥左側に高千穂峰(たかちほのみね・1,574m)のダイナミックな山並みが見えます。異空間に迷い込んだ感覚です。
※新燃岳は活火山のため、登山はできません。

正面は大浪池(おおなみいけ)、左に新燃岳(しんもえだけ)、高千穂峰(たかちほのみね)が見えます。

エメラルドグリーンのような水をたたえた大浪池です。

韓国岳山頂から火口を見下ろします。切り立った崖になっているので注意が必要です。

【下り】韓国岳山頂から大浪池経由えびの高原(えびの高原南側ルート)
【12:05下山開始】それでは大浪池に向けて下山を開始します。韓国岳避難小屋まで約1.2kmです。

大浪池もはっきり眼下に見えてきます。

木道を下ります。ところどころ痛んでいて足場が悪いところもありますので、注意が必要です。

大浪池に向け下っていく木道。

場所により木の階段もあります。急なのでゆっくり下りましょう。登りと下りが同じ木道や木の階段を使いますので譲り合って通行します。

場所により、木道が痛んでいたり、崩壊していたりしますので、足元には十分気をつけて歩きましょう。

【12:50着】韓国岳避難小屋まで下ってきました。ここで標高1,337mです。韓国岳山頂から約45分かかりました。ここは大浪池東回り、大浪池西回りの分岐点になっていて、どちらを通っても大浪池登山口まで約2kmです。

ここにも避難小屋はありますが、トイレはありません。

避難小屋の内部です。きちんと清掃されています。

【13:00通過】えびの高原南側ルート(右)と大浪池ルート(左)の分岐点です。大浪池を見たかったので左に進みます。

少し急な坂を約10分登ると大浪池西側に出ます。

後方には先ほどまで登っていた韓国岳がそびえています。

【13:25通過】大浪池は一周回らず、再び同じ道を下って分岐点まで戻ってきました。分岐点からえびの高原南側ルートを通ってえびの高原の駐車場まで約2.5km、約50分でした。ただし、このルートは利用している人は少なく、登山道もいまいち整備されていなくて、ところどころ悪路になっていました。駐車場に戻ってきた時は靴がドロドロになっていました。

最後の方はなだらかな樹林帯を進みます。枝にリボンが付けられていますので、それを目印に進まないと道に迷ってしまいます。

【14:15到着】登山口に到着しました。ここから道路を歩いて駐車場へ向かいます。

【14:20到着】駐車場に戻ってきました。こちらにはえびのエコミュージアムセンターや土産店が併設されています。

駐車場に面した休憩所とトイレ。韓国岳へ登り始めるとトイレがありませんので、不安な方は携帯トイレを持参しましょう。僕は登山開始が10:10、登山終了が14:20でしたので、4時間10分かかりました。スムーズに進んでも4時間くらいはトイレに行けません。

このトイレはとても清潔で、男女別で着替えルームがありました。

また外には登山靴をあらう水道とブラシがありました。えびの高原南側ルートは悪路だったので、靴を洗うことができ、とてもありがたかったです。

えびの高原の駐車場代は1日500円です。

登り始めは韓国岳の山容を見ることができませんでしたが、下山後、見ることができました。右が韓国岳、左の噴煙を上げているところが硫黄山です。

えびの高原駐車場から宮崎方面へは週末の昼間だけ通行が可能でした(火山噴火状況により通行止めになります)。ただし、窓を開けてはいけないと言われ、止まることなく進むように指示を受けました。

こちらは大浪池ルートの登山口です。
えびの高原に比べ駐車場は小規模です。

こちらにも登山口にトイレがあります。

携帯トイレの処理用のゴミ箱が設置されていたのには驚きました。

大浪池ルートの登山口です。しばらく急登が続くようです。

避難壕もありました。目の前は火山だということを実感させられます。
