タックルを安価に揃えたい人へ
このロッドは、瞬間的に負荷が掛かるアクションで少し出遅れてアクションの自由度が落ちてしまいます。この点は、ロッドワークやラインスラッグを利用してルアーの挙動をカバーする必要があります。沢山投げて工夫しながら遊んでみてください。
比べてみて思ったこと
専用設計のロッドには勿論性能は及びませんが、タックルの良さとはそのタックルのコンセプトや特性がその釣り人に合っているかが最大の評価のポイント。決して数値や評価として総意が決まる物ではありません。
そのタックルでどんな風に魚を取りたいかというアングラーそれぞれの性格や得意分野でタックルの良し悪しは決まるものなのです。
今回の私の思ういいタックルの一つの基準として「一つのルアーでどれだけアクションに自由度がだせるか」と言う要素に重点を置いてみて比較してみました。この点では、やはり専用設計のロッドには遠く及びません。
しかし、それなりの操作性もあり重すぎず、ルアーアクションが全体的にまんべんなく使えてロッドパワーも極端に強くも弱くもないタックルセッティングに仕上がっていると感じました。
今回のタックルは、方向性や仕掛けがハッキリとしていない初心者アングラーにとっては癖がなくかなり使いやすいです。このタックルを起点にしてタックルセッティングを考えるには、かなりいい機会を与えてくれるロッドだと思いました。
エントリーモデルとして適している(提供:TSURINEWSライター・小塩勝海)
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<小塩勝海/TSURINEWSライター>