筆者は先日、未払いだった水道料金をPayPayで支払ったのですが、なぜか普通に2%ポイント還元されてビックリしました。「確かPayPayの請求書払いで公共料金を払ってもポイントは付与されないはず……」。そこで筆者が調べてみたところ、意外にも“PayPayで公共料金を支払ってポイントをゲットする方法”があることを発見したので、今回はその方法を紹介しましょう。

PayPayで公共料金を支払うとポイントはもらえる? もらえない?

スマホ決済サービス人気No.1の「PayPay」ですが、ポイント還元率の条件などは何度も変更されてきたので、今どうなっているか分かっていない人も多いことでしょう。

現在、PayPayのポイント還元システム「PayPayステップ」では、基本付与分で0.5〜1.0%。条件達成特典で0.5%、ゴールドカード特典で0.5%が付与され、最大2.0%還元されることになっています。

【PayPay】水道料金(公共料金)支払いでポイントをもらえる方法があった!
(画像=Image:paypay.ne.jp、『オトナライフ』より引用)

まず、「基本付与分」に関しては、現在「残高払い」では0.5%しか付与されませんが、PayPayカードによる「クレジット(旧あと払い)」なら1.0%還元となります。

【PayPay】水道料金(公共料金)支払いでポイントをもらえる方法があった!
(画像=Image:paypay.ne.jp、『オトナライフ』より引用)

次に、+0.5%される「条件達成特典」は、現在「月30回(200円以上)の支払い」と「月10万円の支払い」の2つをクリアすればOKとなっています。

【PayPay】水道料金(公共料金)支払いでポイントをもらえる方法があった!
(画像=Image:paypay.ne.jp、『オトナライフ』より引用)

また、「ゴールカード特典」は、文字どおりPayPayカード ゴールド(年会費1万1,000円)でクレジット(旧あと払い)をするだけで、+0.5%還元されます。

ただし、PayPayステップでは、「利用特典やカウントの対象にならない支払い方法」があるので注意が必要です。

たとえば、金券類の購入やポイント運用、ソフトバンク/ワイモバイル/LINEMOの携帯電話料金の支払いは、ポイント還元なしでPayPayステップでのカウントも対象外となります。

また、保険(満期型)やJR東日本グループ運営の加盟店での商品代、PayPay請求書払いについては、カウントの対象にはなるもののポイント還元はありません。

なお、23年4月1日から請求書払いで税金(固定資産税・住民税・自動車税等)を支払う場合は、PayPayマネー・クレジット(旧あと払い)でしか支払いできませんのでご注意ください。

【PayPay】水道料金(公共料金)支払いでポイントをもらえる方法があった!
(画像=Image:paypay.ne.jp、『オトナライフ』より引用)

このなかで、今回筆者が注目したのが、22年4月以降はPayPay請求書払いで公共料金や税金などを支払っても、PayPayポイントは付与されないことです。

そのため筆者は、ずっと「公共料金をPayPayで支払ってもポイントはもらえない」と認識していたのですが、実はある方法を使えば、公共料金の支払いでもポイント還元されることが分かったのです。果たしてその方法とは……?

東京都水道局の料金払いでPayPayポイントがもらえた!

先日、筆者は引っ越しをしたのですが、以前のマンションの水道料金の支払いをすっかり忘れており、東京都水道局から催促のメールが送られてきました(事前に東京都水道局アプリへの登録が必要)。

そのメールには「東京都水道局アプリ」のURLリンクがあったので、これをクリックするとネットで水道料金を支払えるとのこと。

筆者がパソコンで水道局アプリ画面を開いて「支払う」を選択したところ、PayPayの「QRコード」で支払う画面が表示されました。

そこで、スマホのPayPayアプリでQRコードを読み取ったところ、すぐに水道料金をPayPayで支払うことができたのです。

しかも、8,132円の支払いに対しPayPayステップ特典の2%分である160ptと、クレジット(旧あと払い)キャンペーンで3等が当たり、さらに40ptが加算されて合計200ptも還元されたではありませんか!

「あれっ? 公共料金の支払いなのになぜポイント還元されたの!?」筆者は狐につままれたような気持ちになってしまいました。これはいったいどういうことなのでしょうか……。