皆さんこんにちは、たびこふれライターのえいたです。

今回は、長野県の諏訪大社に行ってきました。

時間の都合で、四社あるうちの下社の二社(秋宮、春宮)だけの参拝でしたが、二社間を歩いたので、旧街道宿場町の佇まいやガイドブックではお目にかからない枯山水が見事なお寺も参拝することができました。上社を参拝することはできませんでしたが、点と点を線で結ぶが如く歩いたことで下社界隈の町を面で感じることができました。

歩くことによりいろいろなものが見えてきて、ふと立ち止まって、何気ない風景に感動し、そして諏訪大社のパワーをより深く感じることができました。

それでは、諏訪大社を訪ねる旅にしばしお付き合いください。

目次
諏訪大社(下社)への行き方
諏訪大社とは

諏訪大社(下社)への行き方

【長野県】御柱祭で知られるパワースポット 諏訪大社 下社二社 と周辺を散策
(画像=『たびこふれ』より引用)

電車で行く場合

中央本線「下諏訪駅」が最寄りの駅になります。

下諏訪駅までは、新宿から特急あずさ号を利用して約2時間30分で到着しますが、日中の時間帯は下諏訪駅に特急電車は停車しないので、ひとつ手前の上諏訪駅で普通電車に乗り換えます。

名古屋方面や長野方面からは、特急しなの号を利用し、塩尻駅で乗り換えて上諏訪駅を目指します。

高速バスで行く場合

東京から向かうときは、新宿駅から上諏訪駅行きの便を利用して下諏訪バス停で下車します。バスタ新宿から下諏訪までの所要時間は、約3時間13分です。下諏訪バス停はJR下諏訪駅から離れた国道にありますが、下社二社までは下諏訪駅よりも近いです。

他に、大阪や京都、名古屋からの便もありますが、中央道の岡谷バス停が下車地になりますので、あまり便利ではありません。

下諏訪駅から諏訪大社下社秋宮までは約800m、春宮までは約1,200m、秋宮と春宮の間は約1,200mですので、健脚でなくても徒歩で回ることも可能だと思います。

ちなみに、コミュニティバスが運行していますが、本数が少ないので現実的ではないかもしれません。

車で行く場合

中央道の諏訪インターチェンジ(以下、IC)か岡谷ICを利用します。諏訪ICから下社秋宮までは約11km、岡谷ICから下社秋宮までは約6kmです。

参拝者用の駐車場は秋宮、春宮とも無料ですが、年末年始など有料になる期間があるようです。また周辺に有料コインパーキングなどがありますので、くれぐれも違法駐車などはしないようにしたいものです。

諏訪大社とは

【長野県】御柱祭で知られるパワースポット 諏訪大社 下社二社 と周辺を散策
(画像=『たびこふれ』より引用)

諏訪大社は長野県の諏訪湖周辺4箇所に境内地をもつ神社で、上社前宮が茅野市、上社本宮が諏訪市、下社二社(秋宮、春宮)が下諏訪町にあります。

諏訪大社は、正式には「信濃國一之宮 諏訪大社」で、神位は正一位(※)です。全国各地にある諏訪神社の総本社であり、国内にある最も古い神社の1つとされています。ちなみに一宮とは神社の社格を示す格式のひとつで、昔は各地域を1つの国と呼び、その各国の中で最も格式の高い神社を一宮と呼びました。

諏訪大社の特徴は、本殿と呼ばれる建物がありません。代りに秋宮はイチイの木を、春宮は杉の木を御神木とし、上社は御山を御神体として拝しています。古代の神社には社殿がなかったとも言われていて、諏訪大社はその古くからの姿を残しているといえます。

※正一位(しょういちい)は位階及び神階のひとつで、諸王及び人臣における位階・神社における神階の最高位に位し従一位の上にあたります。