3. アンズダケ
ドイツの食べ物と言えばジャガイモを思い浮かべがちですが、実はキノコも有名なのです。その代表的なものがアンズダケです。8月から9月まで店先に並び、ドイツの秋の味覚として知られています。色はオレンジ色で、大きさはそれほど大きくありません。形だけならマイタケのような形になっており、小さな傘が特徴的です。そして甘いアンズのような匂いがするため、アンズダケと呼ばれているのです。
このようなアンズダケですが、ドイツでは一般的にスープにしたり、クリームパスタで食べられています。これらの料理ではアンズダケの独特な食感や特徴のある風味を楽しむことができるでしょう。

(画像=『たびこふれ』より引用)
4. 蟠桃
春の終わりから夏の終わりまで目を引く果物が出回ります。蟠桃と呼ばれる桃です。ドイツ語では平たい桃と書くように、その形は平たくなっています。このような桃ですが、実は中国から伝わったもので、中国の物語、西遊記に登場している果物なのです。このような蟠桃は白い果肉で、普通のものよりも甘みが強くなっています。そしてジューシーでデザートにぴったりの果物。
日本では最近取り上げられるようになりましたが、それほど知名度はありません。また高級果物として流通しているため、手軽に楽しめる果物ではないでしょう。しかしドイツでは1個1ユーロもしないため、気軽に食べることができます。
ぜひドイツでその素晴らしい味を楽しんでみましょう。

(画像=『たびこふれ』より引用)