審美眼に長けたリッチなオジサンが、この先長くつきあいたいインテリアブランドとして注目しているTime&Style。デザインはもちろん、素材や機能性、製作過程にもこだわる戸賀編集長も、このブランドに魅せられているひとりです。前回ご紹介したソファ&テーブルに次いで狙うのは、リビングを上質に作り上げるキャビネット!
テーブルウェアをアート化する麗しきキャビネット
リビングやダイニングのインテリアは、ソファやテーブルが主役になりがち。でも、 “それ以外”の家具にもこだわりたいものです。リビングを上質にする美しきキャビネットはいかがでしょう?
「ライフスタイルにこだわる人は、テーブルウェアも選び抜いたものをそろえていることと思います。僕も、エルメスのプレートをはじめ、惚れ込んで手に入れた器がたくさんあって、一日中眺めていられるくらい(笑)。そろそろ、愛すべきそのコたちの居場所をアップデートしたいと思っていたところなんです」と、戸賀編集長。
そこで理想的なのが、Time&StyleのSilent cabinet。美術館や博物館のコレクションケースをイメージした、蒐集品を美しく見せるためのキャビネットです。
日本の伝統的意匠をまとった“収納できるオブジェ”
素材はオーク材、色はチャコールグレーとホワイトの2色。キャビネット(左)W800㎜×D480㎜×H1700㎜¥825,000(税込)、(右)W1400㎜×D480㎜×H1700㎜¥1,078,000(税込)
このキャビネットでまず目に留まるのが、天板と側板、背板、引き戸の5面にガラスが採用されている点。正面からはもちろん、上からも右からも左からも、そして後ろからも、お気に入りのアイテムが眺められるのです。それを想像するだけで、心が躍りませんか⁉しかも、5面から光が差し込むので、収納品はスポットライトを浴びたかのごとく輝き、その魅力が一層引き立ちます。
キャビネットの構造は、木造建築の軸組を思わせるフレームや建物を支える木組みのような脚部など、日本の木工技術を採用。ガラスを支えるフレームの外側面には緩やかな膨らみを持たせて柔らかさを演出し、日本の技が細部に反映されています。引き戸も、レールなどの金属は一切使わず、枠の上下に溝を掘って戸を滑らせるという昔ながらの技法で仕上げるなど、職人技にとことんこだわった逸品です。
「日本建築の伝統的技法を取り入れ、細かい部分まで丁寧に、美しく作る。これぞ、Time&Styleの真骨頂です!優美なフォルムと光に満たされた内部、このキャビネットそのものがオブジェのよう。そこにお気に入りのテーブルウェアを並べたら……、これはもうリビングというよりギャラリーですね」(戸賀編集長)
愛しい品々を美しく収納できるキャビネット。リッチなオジサンのシン・必須アイテムになりそうです。
問い合わせ先:Time & Style Atmosphere(南青山店)
撮影 杉田裕一
文 村上早苗
提供元・JPRIME
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