FMトランスミッターとは?

FMトランスミッターの正しい使い方!ノイズの原因と音質を改善する方法
(画像=©applezoomzoom/stock.adobe.com、『MOBY』より 引用)

FMトランスミッターとは、スマホ等の機器内の音楽を車のカーステレオで聴くことができるアイテムのことを言います。

携帯型デジタル音楽プレイヤーやウォークマン、スマートフォンとFMトランスミッターを接続しFM波を出すことできるようになります。そのFM波を車のFMカーステレオ機能を利用して受信し、音楽を流します。

1,000円から2,000円で買えるものが多く、手頃です。イヤホンジャックからミニプラグケーブルで接続するタイプが多く販売されていましたが、近年はBluetoothの無線式で接続するタイプのFMトランスミッターも増えてきています。

FMトランスミッターのメリット・デメリット

メリット

充電用USB端子を装備している製品もある

FMトランスミッターはカーオーディオから音楽を流す用途に加え、USB電源ポートが備えられ、iPhoneやアンドロイド端末を充電することができる商品もあります。

USB充電ポートがあれば、スマートフォンの電池残量を気にせずに音楽を楽しむことができます。

SDカードやUSBメモリ対応製品もある

FMトランスミッターにはSDHCやSDメモリーカード、USBメモリ対応の商品もあります。無線式やウォークマンなどの音楽プレイヤーなどを用意したり、充電を気にする必要がない点が便利です。

デメリット

ラジオなのでカーオーディオよりも音質が悪い

FMトランスミッターは、CDプレーヤーやUSB接続での楽曲再生と比較して、音質が悪いというデメリットがあります。

さらに、向きや角度が不適切だったり周辺地域に干渉する電波があったりすると、カーラジオアンテナまで正常に電波が届かず、ノイズが発生することもあります。

強い音波やFMトランスミッター同士の干渉でノイズが出る

FMトランスミッターの音質が悪いのは、ラジオ電波の性質が関係しています。ラジオ電波はもともとノイズが多く含まれてしまうデメリットがあり、このノイズはボリュームを上げると顕著に現れます。

特に周波数帯が強い電波が近いチャンネルにあったり、複数のFMトランスミッターが近くにある場合、電波同士が干渉してノイズが強くなります。車で音楽を聞く際、もっと高音質で再生する方法に関しては下記の記事で解説しています。