【ワンポイント解説】外遊びしたくなるSUVカタログ―ミディアム&ラージ編
(画像=『CAR and DRIVER』より引用)

01SUBARUフォレスター

米国も認めた本物志向。ボクサー+4WDの深世界
価格/299万2000〜363万円

【ワンポイント解説】外遊びしたくなるSUVカタログ―ミディアム&ラージ編
(画像=『CAR and DRIVER』より引用)

フォレスターは北米でも人気のワールドSUV。現行モデルの発売当初は従来のイメージリーダーだったターボモデルが未設定だったが、2020年に1.8リッター直噴ターボを追加。通常モデルはマイルドHVのe-BOXERが主軸になっている。駆動方式は全車4WD。エンジンはスバル伝統の水平対向4気筒。走破性はハイレベルだ。路面状況に応じて3種類の走行モードが選択できるX-MODEを組み込み、最低地上高は220mm。基本性能が高く、根強い人気を誇る。

【ワンポイント解説】外遊びしたくなるSUVカタログ―ミディアム&ラージ編
(画像=『CAR and DRIVER』より引用)
【ワンポイント解説】外遊びしたくなるSUVカタログ―ミディアム&ラージ編
(画像=『CAR and DRIVER』より引用)

02日産エクストレイル

e-POWER+4輪自在制御4WD。見事な走り
価格/351万100〜488万700円

【ワンポイント解説】外遊びしたくなるSUVカタログ―ミディアム&ラージ編
(画像=『CAR and DRIVER』より引用)

新型はエクストレイルのDNA、「タフギア」はそのままに、「先進技術」を積極導入、そして新たに「上質感」をコンセプトに加えた。高い利便性を備え、一段と質感のアップしたインテリアが印象的だ。テクノロジー面でも注目すべき点が多い。パワートレーンは最新世代のe-POWER。発電用エンジンは、量産車で世界初の可変圧縮比を実現した1.5リッター・VCターボ。低い回転域からビッグトルクを得られるようになったことが効いて、恐るべき静粛性と力強い走りを実現している。さらに、e-4ORCEと呼ぶ4輪の駆動力と制動力を統合制御するシステムも秀逸な完成度。舗装路から滑りやすい路面まで高い操縦安定性を実現しており、まさに意のままのハンドリングが楽しめる。先進技術についてもコネクティッドサービスや駐車支援を含む運転支援機能の大幅な強化を図っている。エクストレイルは日産を代表する世界戦略車。中でも日本仕様は先進設計が光る意欲作である。乗るほどに新しさを実感する。

【ワンポイント解説】外遊びしたくなるSUVカタログ―ミディアム&ラージ編
(画像=『CAR and DRIVER』より引用)