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四国縦断の魅力3 スイッチバック駅
四国縦断の魅力4 阿波池田駅で途中下車
四国縦断の魅力3 スイッチバック駅
琴平駅を過ぎるといよいよローカル色が豊かな山岳地帯に入っていきます。ちょうど香川県から徳島県に入ったところにある、最初の駅の坪尻駅に到着しました。この駅はスイッチバックで有名な秘境駅です。
駅を通り過ぎるようにゆっくりと進んだ普通列車は、停車すると運転手が反対側に向かいます。そしてバックするように逆方向に進むと今度は駅のほうに入っていきます。坪尻駅に停車中は特急列車待ちをしているので、鉄道が好きな人たちが列車を降りてその瞬間を撮ろうと待ち構えています。
せっかくなので決定的な瞬間を取ろうと駅に出ると、ちょうど反対側から特急列車が走ってきました。他の鉄道ファンに交じって見事にその瞬間を撮影に成功。特急列車が通過した後みんな客席に戻ると、列車は何事もなかったように動きだします。
坪尻駅を発車した普通列車は、箸蔵寺を結ぶロープウェイの前を通り180度近くカーブをして吉野川を渡ります。そして12時48分阿波池田駅に到着しました。
四国縦断の魅力4 阿波池田駅で途中下車
阿波池田駅では1時間の待ち時間があるので、途中下車してみました。青春18きっぷはこれが簡単にできるのが良いです。駅の観光案内所で情報をもらった後、最初に向かったのは大きなアーケード。バスも走るアーケードは夏の暑いときにはとても歩きやすかったです。
アーケードには気になるお店がいくつもあります。今回は時間が限られているので立ち寄ることはできませんが、気になるお店の外観を何枚か撮影しました。
アーケードを抜けるとところどころには、池田のうだつの家と呼ばれるに古い建物がいくつか残っていて、観光案内図を頼りに歩いていきました。まとまってあるのではなく、数軒歩くと、古い建物があるというイメージです。
訪問した日は残念ながら定休日のため、外観しか撮影できませんでしたが、阿波池田の町中では100年以上前のたばこ業者の住まいを使ったたばこ資料があります。ここは江戸時代から明治にかけて刻みたばこで栄えた町の歴史を学ぶことができます。
阿波池田の駅前の町歩きは1時間あれば十分ですが、最後にスーパーに立ち寄り買い物をしたので、時間がぎりぎりになりました。スーパーは駅から歩いて5分程度と非常に近いところにあるのでとても便利です。
スーパーから駅に向かう際には線路沿いにあるへそっこ公園を経由すると近道となって非常に便利です。