レース報告・アクスタイヨウ JP250・#61

アクス タイヨウ コメント

今週末は私にとってステップアップできたように感じましたが、残念ながら決勝のレース結果は思い通りにいかない残念な結果となってしまいました。オートポリスサーキットに来るのは初めてで、事前テストも出来ないままレースウイークに突入する事となったため、この短期間でトラックを学び、予選とレースに向けて快適なセットアップを見つける事が今回のメインテーマでした。当初予定していた水曜日の走行がキャンセルされてしまったためにテスト時間は更に短くなり、おまけに木曜日の走行も雨交じりの微妙なトラックコンディションとなりペースを上げたセットアップのトライに十分な時間を取れないまま公式予選を迎える事となってしまいました。

公式予選

充分でない走行時間の中でしたが、上位とは3秒差まで詰める事が出来たていたので、そこからタイムを詰めるために必要なスピードアップのポイントをメカニックとミーティングをしてマシンセッティングやギヤセッティングを変更して予選に臨みました。予選アタックというより予選時間を使った決勝に向けてのセットアップでしたが、フリー走行のタイムから2秒短縮することに成功して総合9番手に食い込むことができました。

決勝

表彰台を目指して戦いたかったので、レースに向けて良いスタートを切ることが重要であることは分かっていました。私はこのレースで良いスタートを切ることができ、オープニングラップで6位までジャンプアップすることができました。しかし表彰台を目指して戦っていましたが、残念ながら3周目にメカニカルトラブルが発生し、台ヘアピンコーナーの進入でクラッシュしてしまいました。
スポンサーの皆様、チームスタッフ、応援してくださった皆様、沢山のご支援ご声援をありがとうございました。今回の転倒で幸い怪我はありませんでした。次のラウンドでまた戦うことができます。表彰台を争えるペースはあったと思うので、岡山でもまた頑張りたいと思います。

チーム代表コメント

豊島怜は決勝1、そして決勝2と一度引き離された展開や、単独での走行となった時もペースを崩すっことなく、逆に徐々に走りをアレンジして全車に追う付く力強い走りを見せてくれました。決勝1は9番手でチェッカー。そして6番グリッドからのスタートとなった決勝2では久しぶりに6位入賞!直線スピードにアドバンテージを持つホンダ勢を一人でも喰う目標は達成できませんでしたが、最後まで集中力のある良いレースでした。

JP250のアクスタイヨウ選手はオープニングラップで6番手にポジションアップして上位集団に付けていましたが3周目の第2ヘアピンでマシントラブルが出てしまいコースアウト。残念ながらそのままリタイヤとなってしまいました。決勝に向けてマシンも仕上がってきて、表彰台も見えていただけに悔しい結果となってしまいました。次戦岡山は事前テストでも良好なタイムを記録出来ているので優勝目指す意気込みで頑張って参ります。