スバル インプレッサリトナ(1995年)

「今は買う価値なし?」現代で存在価値を失った“普通のクーペ”たち、1990年代最後の輝きをプレイバック【推し車】
(画像=こうして見ると普通にカッコイイし、リトナSRXなんてあったら面白かっただろうに…でもWRカーや22B、WRXタイプRの原型となった役割だけは大きいインプレッサリトナ、『MOBY』より引用)

売れそうで売れないどころか、日本では本当に全然さっぱり、これっぽっちも売れず、インプレッサの2ドアといえば「ああ、WRXのタイプRってあったね」くらいで、ベース車の存在がすっかり忘れ去られているインプレッサリトナ、筆者も1度見たっきりです。

1.5リッターのFF車と1.6リッターの4WDという、特に後者は初代インプレッサでも走りがいい割に超マイナーな組み合わせでしたから、そもそも売る気があったのやらですが、元のデザインがいいので4ドアセダンと比べても遜色ないカッコよさでした。

そもそも初代インプレッサ自体、2リッター4WDターボのセダン/ワゴンWRXと、ワゴンの1.5リッター車以外はお呼びでないほど売れないマイナー車だったので、そこにハマらないリトナが売れなくて当然なのですが。

2リッターDOHC自然吸気スポーティ版「SRX」が登場した時、「リトナSRX」でも発売していれば、それをベースにFR化、「86/BRZのご先祖的カスタム」も可能だったでしょうが、もちろんそんな事はなく。

単にWRカーや22B、WRXタイプRのベース車になって、スバル快進撃の原動力になったんだよ、というくらいしか語るところがないのは惜しまれます。

※この記事内で使用している画像の著作者情報は、公開日時点のものです。

文・兵藤 忠彦/提供元・MOBY

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