パワーステアリングは、耐久性・信頼性を重視して、従来と同じ油圧式を継承。ただし、電動式の操舵アクチュエーターを追加。これにより、低速走行時の取り回しがよくなり、悪路走行時のキックバックも小さくなっています。
ブレーキには、電子制御ブレーキシステムを採用。ブレーキペダルの操作をセンサーで検出し、油圧ブレーキのブレーキ力を最適化し、よりリニアなブレーキ・フィーリングを実現します。
最上位の「ZX」グレードにはトルセンLSDが採用されています。
クルマ
2025/01/27
トヨタ「ランドクルーザー(300シリーズ)」は新規エンジンを採用!エンジンやミッション、パワートレーン等のスペックを解説【プロ徹底解説】
GR SPORT専用のサスペンション・システム
スポーティグレードとなる「GR SPORT」にはE-KDSS(エレクトロニック・キネティック・ダイナミック・サスペンション・システム)が世界初採用されました。
これは電子制御によってスタビライザーの効き目を変化させることができるもの。舗装路での走行安定性と、悪路での走破性という両極端の性能を求められる状況にも対応するというシステムです。
また、他グレードではリヤだけの電動デフロック機能を、「GR SPORT」ではフロントにも同機能を登載。より優れた悪路走破性を備えます。
新型「ランドクルーザー(300シリーズ)」の走りを支えるのが、パワートレインとプラットフォームです。2つあるエンジンのうち、ひとつは新開発され、もうひとつも大きく改良されていました。そしてプラットフォームも新開発されたもの。新型「ランドクルーザー(300シリーズ)」には、トヨタの最新技術を結集したパワートレインとプラットフォームが採用されていたのです。
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