サンルーフの種類や、メリット・デメリットを解説します。後付サンルーフを取付ける際の注意点や、取付け方法についても。サンルーフは査定額が上がる?後付サンルーフは車検に通る?どうしてサンルーフ付きの車は減った?などの疑問にもお答えします。

目次
サンルーフとは?
サンルーフの種類

サンルーフとは?

車のサンルーフとは?純正採用車種が減った理由|後付けサンルーフの取り付け価格と方法も
(画像=©Irina84/stock.adobe.com、『MOBY』より引用)

自動車の屋根に装備される天窓のことをサンルーフと言います。一般的に開閉できる窓(屋根)を指し、 天窓の材質は強化樹脂プラスチックやガラスなど、メーカーや車種によって異なります。

ムーンルーフなど各メーカーごとに名称は異なる

「ムーンルーフ」という呼称も知られていますが、こちらはトヨタによって付けられた名前。基本的にはサンルーフと同じものを指します。各メーカーでサンルーフに独自の名前を付けていますが、トヨタの「ムーンルーフ」が最も有名なようです。

サンルーフの種類

スライディングサンルーフ

車のサンルーフとは?純正採用車種が減った理由|後付けサンルーフの取り付け価格と方法も
(画像=トヨタ カムリ(2017年モデル)のパノラマムーンルーフ、『MOBY』より引用)

天窓部がスライドすることで、天井が大きく開くことになるサンルーフです。天窓部は屋根の上か、屋根と天井の間へスライドします。スライド式サンルーフとも呼ばれます。

チルトアップサンルーフ

天窓後方部が上に張り出すことで、採光・換気を行うサンルーフ。スライディングサンルーフよりも開口面積が小さいです。

チルトアップ&スライド式サンルーフ

車のサンルーフとは?純正採用車種が減った理由|後付けサンルーフの取り付け価格と方法も
(画像=シビックハッチバック(2019年モデル)のトップロードサンルーフ、『MOBY』より引用)

後方のみのチルトアップと全体のスライド、どちらも可能なサンルーフです。開口部の大きさを調整できる特徴があります。現在の新車は、このタイプのサンルーフを採用する車種が多いです。

前後ツインタイプ

車のサンルーフとは?純正採用車種が減った理由|後付けサンルーフの取り付け価格と方法も
(画像=©Wilson. P/stock.adobe.com、『MOBY』より引用)

サンルーフが前後2枚付いているタイプです。チルトアップ式とスライド式両方を採用することができます。ミニバンなど、屋根が大きく広いボディタイプの車に採用されます。

パノラマウインドウ

パノラマウィンドウは開閉できないことが多いですが、車の屋根にある窓であることから、サンルーフの一種といえます。周囲の高い建築物や眺めのよい自然を楽しむために、観光バスなどに採用されています。