サンルーフの種類や、メリット・デメリットを解説します。後付サンルーフを取付ける際の注意点や、取付け方法についても。サンルーフは査定額が上がる?後付サンルーフは車検に通る?どうしてサンルーフ付きの車は減った?などの疑問にもお答えします。
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サンルーフとは?
自動車の屋根に装備される天窓のことをサンルーフと言います。一般的に開閉できる窓(屋根)を指し、 天窓の材質は強化樹脂プラスチックやガラスなど、メーカーや車種によって異なります。
ムーンルーフなど各メーカーごとに名称は異なる
「ムーンルーフ」という呼称も知られていますが、こちらはトヨタによって付けられた名前。基本的にはサンルーフと同じものを指します。各メーカーでサンルーフに独自の名前を付けていますが、トヨタの「ムーンルーフ」が最も有名なようです。
サンルーフの種類
スライディングサンルーフ
天窓部がスライドすることで、天井が大きく開くことになるサンルーフです。天窓部は屋根の上か、屋根と天井の間へスライドします。スライド式サンルーフとも呼ばれます。
チルトアップサンルーフ
天窓後方部が上に張り出すことで、採光・換気を行うサンルーフ。スライディングサンルーフよりも開口面積が小さいです。
チルトアップ&スライド式サンルーフ
後方のみのチルトアップと全体のスライド、どちらも可能なサンルーフです。開口部の大きさを調整できる特徴があります。現在の新車は、このタイプのサンルーフを採用する車種が多いです。
前後ツインタイプ
サンルーフが前後2枚付いているタイプです。チルトアップ式とスライド式両方を採用することができます。ミニバンなど、屋根が大きく広いボディタイプの車に採用されます。
パノラマウインドウ
パノラマウィンドウは開閉できないことが多いですが、車の屋根にある窓であることから、サンルーフの一種といえます。周囲の高い建築物や眺めのよい自然を楽しむために、観光バスなどに採用されています。