目次
へミスツェチュ祭りの意義
仮面舞踏

へミスツェチュ祭りの意義

【インド】へミスツェチュ祭りへ参加 インドに根付いたチベット仏教の祭典
(画像=『たびこふれ』より引用)

へミスツェチュ祭りは、チベットと仏教の伝説に基づいて、8世紀に起源を持つと言われています。古くからの、歴史的な祭事なわけですね。

グル・リンポチェとしても知られるパドマサンバヴァは、悪魔や邪悪な霊を追放した地元の救世主とされています。この精神的指導者は、ヒマラヤ王国にチベット仏教を導入したと言われています。

【インド】へミスツェチュ祭りへ参加 インドに根付いたチベット仏教の祭典
(画像=『たびこふれ』より引用)

真ん中の黄色いマスクの方が、パドマサンバヴァです。僧院の中にも仏像があるようですが、お祭りが始まる前は準備のためか、お祈りをしていたのかわかりませんが、入ることができませんでしたので諦めました。

そして、パドマサンバヴァにより仏教の教えとチベットの文化を組み合わせ、祈りと禁欲的な生活、より高い目的と結びついた新しい教えがこの地に確立されました。それ以来、ラダックの人々はこの祭りを祝い始め、盛大に祝うことでネガティブなエネルギーから遠ざかることができると信じています。

仮面舞踏

【インド】へミスツェチュ祭りへ参加 インドに根付いたチベット仏教の祭典
(画像=『たびこふれ』より引用)

有名なへミスツェチュ祭りのメインイベントは仮面舞踏です。いつこの舞踏が始まったのか正確な情報はありませんが、一部の人々はシュショク王の治世の間に始まったと言っています。

仮面舞踏に参加するダンサーたちは黒い帽子をかぶり、手には聖なる木とも考えられている「シュクパ」と呼ばれる木の枝を持っていたり、様々な種類の楽器を持って踊ります。このイベントの名前が仮面舞踏と呼ばれるのは、参加者全員が顔に仮面をつけているからです。

【インド】へミスツェチュ祭りへ参加 インドに根付いたチベット仏教の祭典
(画像=『たびこふれ』より引用)

一部は異なる動物の仮面をつけていたり、鬼だったり、死神の仮面をつけていることもあります。

【インド】へミスツェチュ祭りへ参加 インドに根付いたチベット仏教の祭典
(画像=『たびこふれ』より引用)