戸賀敬城が編集長に就任し、全面リニューアルを迎えて9月で1周年を迎えます。一日一贅を合言葉にする“リッチなオジサン”に寄り添うコンシェルジュとなるべく情報を発信しているJ PRIME。この1年をメインモデルである加藤章太郎氏と戸賀編集長が振り返りました。
“幅”を楽しむ余裕のある富裕層がリッチなオジサン
戸賀 編集長に就任してから2年、フルリニューアルをしてこの9月で1周年を迎えるんだけれど、章太郎くんをはじめ携わってくださる方々には本当に感謝。今後は記事はもちろん、イベントなども含めてもっといろいろなことをやっていきたいな。
加藤 リニューアル当初から携わらせていただいて、僕もリッチなオジサンさんを目指して改めて自分を見つめ直すことができていますよ。
戸賀 章太郎くんはもうリッチなオジサンだよ!
加藤 いえいえ! まだまだですよ。ちなみに日本の富裕層・超富裕層は148.5万世帯と言われていますが、改めてJ PRIMEが考えるリッチなオジサンってどのような方なのですか?
戸賀 富裕層といってもさまざまだと思うんだけれど、余裕を感じられる人。収入面から見るのであれば、昨今の東京のマンションの平均価格が1億2960万円と出て、この価格を「東京はまだまだ安いな」って思える方がサイトを訪れてくれているイメージかな。
加藤 余裕って大切ですよね。背伸びとかはもう昔の話、みたいなオジサンはやっぱりカッコいいですから。ちなみにこのランクになるとメディアに頼らない方々ってイメージがありましたがそんなことはないんですね。
戸賀 教科書的なことは卒業しているって感じかな。雑誌とかメディアって年代ごとに見るものが変わるでしょ。章太郎くんだって20代向け、30代向けの雑誌のモデルを経ているよね。年齢や収入に応じて変化していくのは自然なことだと思うから。
加藤 確かにその通りですね。
戸賀 各年代ごとの雑誌が作り出した代名詞的な言葉を体現する努力をした方は多いと思うんだよ。自分も若いときはそうだったからね。でもある程度ビジネスで成功したり、歳を重ねたりするとその理想像を目指すことからも卒業するんじゃないかなって。
加藤 頑張らなくなるってことですか?
戸賀 いやいや、卒業したってよく見せたいとか、遊びたいってことは変わらなくて、幅を求めるようになるということかな。AもBも完璧、なんならCにもチャレンジするけれど、チグハグに見えない。その幅こそがリッチなオジサンのスタイルだと思うんだよ。
加藤 J PRIMEのファッション企画はロゴドンもありますし、新鋭のラグジュアリーブランドとか、鉄板アイテムとか確かに幅広いですよね。でも着こなしはどれを纏ってもJ PRIMEのイメージになるというか。
戸賀 ファッションで言ったらまさにその幅。でもリッチなオジサンはそれ以外にも時計、クルマ、ゴルフに旅やインテリアまで大好き。ある種のミーハー(好奇心旺盛)なんだ。だからJ PRIMEはファッションメディアでなくて、富裕層向けのライフスタイルメディア。成功した人ほど、遊びとか趣味に対しても全力だからね。
加藤 記事を見ても考え方とか向き合い方に関して書いてありますもんね。
戸賀 正直、知識を得たいのならば専門誌を読めばいいと思うんです。一方で好きだけれどそこまではちょっと重たいって方も多い。でも時計やクルマなどの情報を知りたい…そんな方に情報+考え方や向き合い方の選択肢を提案するのがJ PRIMEの役割だと思っているんだよ。せっかく年に本格時計を数本購入したり、クルマを頻繁に乗り替えるだけの財力があるリッチなオジサンなんだから、活用方法まで考えて揃えたら無敵だと思わない?
加藤 まさに余裕を感じますね。やはりどのように使うかって重要ですよね。僕も買えるお金を持っているから買うって違うと思うんです。余裕を感じないというか…その空気感って…なぜか他人は感じ取ってしまいますしね。
戸賀 自分が培ってきたキャラクターを理解している必要もあるよね。似合う似合わないなんて必ずあること。個性とかキャラって若いうちは確率されづらいけれど、仕事や家庭をもち、生活のランクが上がるほど出来上がってくる。ライフスタイルに応じて変化したり、見えてくるのも自分ならではのキャラクター。服や時計、クルマってそれ次第で選択するものが変わってくるのは至極当然のことだよね。だからJ PRIMEは選択肢を提案するだけで、「これをやればOK」みたいな教科書ではないんだ。
加藤 TPOとかシーンを意識した選択をすることも大切ですよね。やっぱりチグハグ感って…リッチなオジサンではないのかなって。
戸賀 とても大切なことだよね。例えばオフにワンマイルな格好でカフェで人と会うみたいなときに、時計だけ「ロイヤル オーク」だったらどうだろう? 「時計が歩いている人」って思われるよね(笑)。もちろん富裕層アピールはできているんだけれど…カッコ良い、カッコ悪いの基準で見たときに後者になりかねないからね。
加藤 最高峰のアイテムをこれ見よがしにするのではなく馴染ませるって難しいですが大切ですよね。あとで思い返すと、そういえばあの人、時計が手に入りづらい一本だったな、みたいな。
戸賀 それがセンスだと僕は思うんだよね。お金とセンスの両方が備わっていたら、余裕だってアピールできてしまう。その空気感とかオーラってワンランク上の世界だと思うんだよ。
令和のラグジュアリーを存分に楽しむべき!
加藤 富裕層も変わっていかないといけませんよね。
戸賀 正直僕は、高級マンションを買って、フェラーリに乗ってみたいな少し前のお金持ちの世界も嫌いじゃないなんです(笑)。でもこれだけラグジュアリーなモノ・コトが増えている時代だから、触手は広げていかないともったいないなと。今のラグジュアリーって存在しますからね。それも幅だよね。
加藤 身の回りでも美術館なんて言葉が出てくるようなタイプじゃなかった友人がアートに魅せられたりしているんです。成功したあとの興味の矛先が広くもてる人が増えていることは周囲の環境でも感じられました。
戸賀 多方面に興味をもつリッチなオジサンが見てくれていると実感できるのは、シークレットの外商催事にJ PRIMEで特別招待をした際に、募集枠に対して5倍以上の応募があったこと。僕も昨年ゲストで呼んでもらいましたが、外商催事はファッション、時計、インテリアやアートなどなど、各ジャンルのラグジュアリーが揃いますからね。こういった方々にJ PRIMEを見てもらえて、実際にリアルイベントにも足を運んでもらえるというのはこの上なく嬉しいですよ。某ブランドでイベントをやらせていただいた際の売上も想定していたよりもずっとよかったなんてこともあったんだ。どんどんリッチなオジサンが増えていて、J PRIMEを見てくださっているんだなって実感したよね。
加藤 先程話していた幅とか考え方を楽しめるようになると買い物がもっと楽しくなりますよね。
戸賀 アクセス数も1年前に比べたらずっとよくなっているから、潜在的なリッチなオジサンにも見つけてもらえたのかなという実感はあるよ。もっと喜んでもらえるように、この先も参考にしてもらえる記事を作っていかないとね。それと、多方面の好奇心を満たすために百貨店を利用するのは改めてありだなと。やっぱりラグジュアリーなものが集まっているし、顧客のサービスも高いメディアは最高だよね(笑)。
加藤 僕も先日足を運んでみて改めてそれを感じましたよ。
戸賀 まだまだ若いメディアだから、これからのほうが大切だし、大変だなと覚悟はしていますが(笑)。ぜひお付き合いくださいね。
撮影 杉田裕一
スタイリング 鈴木 肇
ヘア&メイク 米尾太一
文 藤倉大輔
提供元・JPRIME
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